知能デバイス材料学専攻 杉本諭教授が増本量賞を受賞しました。

2015/04/13

平成27年3月18日~20日に開催された日本金属学会2015年春期(第156回)講演大会において、知能デバイス材料学専攻の杉本諭教授が「永久磁石材料の高性能化・高機能化に関する研究」で増本量賞を受賞しました。
増本量賞は、「機能材料」分野で卓越した新素材の発明発見ならびに貴重な研究業績を残し、同分野に関する学理または技術の進歩発展に貢献した研究者に贈られる賞です。
杉本教授は、これまでに未分離混合希土類‐Fe‐B系磁石の開発、磁界中2段時効処理と再結晶集合組織によるFe-Cr-Co系磁石の高性能化、HDDR現象による高性能希土類‐Fe系磁石粉末の作製などを行ってきました。最近ではNd-Fe-B系磁石の省Dy技術の開発や新規磁石材料探索にも従事するだけでなく、フェライト磁石、希土類‐鉄系化合物を用いて新しいGHz帯域電磁波吸収体なども開発しています。以上のような学術・産業界の進展に大きく貢献した業績が高く評価されました。
 
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