応用物理学専攻 博士前期課程2年の星野愛信君らが、第4回JSAP フォトコンテストで優秀賞を受賞し、 応用物理学会機関誌「応用物理」で紹介されました。

2015/05/14

応用物理学専攻 光物性学分野 藤原研究室 博士前期課程2年の星野愛信君らの作品「緑橙~幻燈蛍光」が、応用物理学会2014年秋季大会の際に開催された第4回JSAP フォトコンテスト(SCIENCE AS ART)で優秀賞を受賞し、応用物理学会機関誌「応用物理」2015年5月号で紹介されました。

JSAPフォトコンテスト(SCIENCE AS ART)は、研究や製品開発の過程や顕微鏡の中で見つけた芸術的なイメージの画像を応募作品として、応用物理学会学術講演会での参加者投票により決定、表彰されるものです。

参考URL
 
 
(写真説明)

固体発光材料は社会・ライフスタイルの多様化により,様々な発光色や形態が求められている.写真はMn賦活したLi2O–ZnO–GeO2三元系ガラスを熱処理することで得られた結晶化ガラスであり,ワイドギャップ酸化物半導体Zn2GeO4ナノ結晶が形成する[Opt. Mater. Express 1, 372 (2011)].紫外線ランプ照射下(254 nm)においてグラディエントな緑~橙色発光を示し,これは異なる配位環境下にあるMn2+d–d遷移に由来している.また特異な形状は,過冷却液体―結晶相変態で発生した応力が原因である.結晶化ガラスにおけるMnイオンの配位環境を制御することによってマルチカラー化を実現した材料である.(第4回JSAPフォトコンテスト優秀賞).

 
【問い合わせ先】
応用物理学専攻長:安藤 康夫 教授
E-mail: ando@mlab.apph.tohoku.ac.jp
TEL:022-795-7946
FAX:022-795-7947
ニュース

ニュース

ページの先頭へ