文部科学省主催「第3回サイエンス・インカレ」で ステップQIスクールでの研究が「科学技術振興機構理事長賞」「サイエンス・インカレ奨励表彰」「サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞」を受賞しました。

2014/03/04

「第3回サイエンス・インカレ -学生による自主研究の祭典-」研究発表会において、島岡聖世さん(情報知能システム総合学科3年)・村岡雅康さん (同4年)が科学技術振興機構理事長賞を、横山真悟さん(同2年)がサイエンス・インカレ奨励表彰を、奥俊雄さん(同3年)がサイエンス・インカレ・コン ソーシアム奨励賞(グッドパフォーマンス賞)をそれぞれ受賞しました。

この「サイエンス・インカレ」は、学生の能力・研究意欲を高め、創造性豊かな科学技術人材を育成することを目的に、自然科学分野を学ぶ全国の学生が 自主研究の成果を発表し競い合う場として平成23年度から開催されているもので、「第3回サイエンス・インカレ」研究発表会は3月1日(土)から2日 (日)にかけて千葉県・幕張メッセで開催されました。東北大学からは、工学部から口頭発表4件とポスター発表5件、理学部からポスター発表が3件の計12 件が書類選考を経て研究発表会に進み、その成果を発表しました。審査の結果、東北大学からは上記の4名が受賞となったものです。

 東北大学工学部では、平成24年度から文部科学省の理数学生育成支援事業として情報知能システム総合学科を中心として「Step-QIスクール」 を実施しています。受賞した3件の研究はいずれも「Step-QIスクール」のプログラムである「アドバンス創造工学」(研究室でのハイレベルなテーマ研 修)において取り組まれた研究です。受賞研究の研究タイトルと研修先研究室は次のとおりです。

◇科学技術振興機構理事長賞
島岡聖世・村岡雅康「大規模言語データから単語間の意味的類似性と意味の広がりを自動学習する確率的言語モデル」(研修先:情報伝達学[乾・岡崎]研究室)

◇サイエンス・インカレ奨励表彰
横山真悟「様々なセンサ・アクチュエータを搭載したスマートペン」(研修先:情報コンテンツ[北村]研究室(電気通信研究所))

◇サイエンス・インカレ・コンソーシアム奨励賞(グッドパフォーマンス賞)
奥俊雄「歌ってどんなときに上手なの? -歌唱と伴奏の相対的タイミングからのアプローチ-」(研修先:ヒューマンインターフェース[伊藤・能勢]研究室)

昨年開催された第2回サイエンス・インカレにおいても、東北大学からはStep-QIスクールで取り組まれた研究が「科学技術振興機構理事長賞」と「朝日新聞社JSEC賞」をそれぞれ受賞しています。
 東北大学では、今回の受賞を1つの励みに、実践的教育の実施による学生の学習意欲の向上および自己表現力の強化をより一層促進し、自主性にあふれた有能な人材の育成にさらに取り組んで参ります。
 
科学技術振興機構理事長賞を受賞した 島岡聖世さん(情報知能システム総合学科3年:左)と村岡雅康さん(同4年:右)
 
<本件に関するお問い合わせ>
東北大学工学部情報知能システム総合学科
教授 松浦 祐司
TEL:022-795-7108
Fax:022-795-7106
E-mail: step-qi.@ecei.tohoku.ac.jp
Step-QIスクール:http://www.ecei.tohoku.ac.jp/stepQI/

【お問合せ】
東北大学工学研究科・工学部情報広報室
TEL/ FAX:022-795-5898
E-mail:eng-pr@eng.tohoku.ac.jp
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