知能デバイス材料学専攻の好田誠准教授が「第35回本多記念研究奨励賞」を受賞しました

2014/03/19

東北大学大学院工学研究科知能デバイス材料学専攻の好田誠准教授が「スピン軌道相互作用を用いた電気的スピン生成・スピン制御に関する研究」により「第35回本多記念研究奨励賞」を受賞しました。
好田准教授は、半導体における電子スピンの生成や制御を、外部磁場や強磁性体を用いることなく実現する研究を進めてきました。特に、ナノ構造の半導体に電 気を流すだけでスピン偏極した電流が生み出せるスピンフィルタやスピン緩和を完全に抑制できる永久スピン旋回状態の実現は、基礎物理学的な新規性のみなら ずデバイス応用にも向けた提案もなされており、物性物理に立脚したスピン生成・制御に関わる基本原理の構築と工学応用を見据えた研究展開が期待できること が高く評価されました。
 本多記念研究奨励賞は、わが国の若い研究者で、理工学特に金属及びその周辺材料に関する研究を行い、優れた研究成果または発明を行ったものに対して贈るもので、これにより受賞者の今後の発展を奨励することを目的とする記念賞です。
 授賞式は2014年5月29日13時30分より、東京・神田 学士会館で行われる予定です。

【参考ウェブサイト】本多記念会ホームページ http://hondakinenkai.or.jp/

 

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TEL/ FAX:022-795-5898
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