東北大学工学研究科・工学部
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2012/03/19

東北大学による東日本大震災アーカイブプロジェクト 「みちのく震録伝(しんろくでん)」において、 国際航業グループの「東日本大震災ライブラリー」を公開します。

東北大学防災科学研究拠点は、東北大学による東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝(しんろくでん)」において、国際航業グループが保有する「東日本大震災ライブラリー」の資料提供を受け一部を公開することになりました。
同グループの国際航業株式会社(以下、「国際航業」)は、発災直後から、航空写真や衛星画像を用いた被災状況の調査、津波再現シミュレーション、被災範囲の推定など、多彩な空間情報技術を活用して災害情報を収集し、解析した結果をホームページで公開しています。国際航業は、東北大学による東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝(しんろくでん)」の賛同・協力機関であり、本プロジェクト活動の一環として資料提供が行われています。被災地域の今後の復興計画に向けて、お役立ていただければ幸いに存じます。


[東北大学防災科学研究拠点]
東北大学大学院工学研究科附属災害制御研究センター
責任者: 教授 今村文彦
担当・お問い合わせ:柴山明寛(助教)、佐藤翔輔(助教)
TEL 022-795-4842、dcrcarchives◎dcrc.tohoku.ac.jp(◎は@に置き換えてください。)

[国際航業ホールディングス株式会社]
企画本部コーポレート・コミュニケーション部
担当・お問い合わせ:鈴木、川幡
TEL 03-3288-5704
info◎kk-grp.jp(◎は@に置き換えてください。)

(参考資料)本サイトについて

  • 国際航業グループの「東日本大震災ライブラリー」で公開されているコンテンツの一部を、地図上から見ることができます。画面左側のパネルのチェックボックスにチェックを入れると、地図上にアイコンが表示されます。地図上に表示されたアイコンをクリックすると、コンテンツを閲覧することができます。

  • ご覧いただけるコンテンツは、国際航業が自主撮影した斜め航空写真と、津波再現シミュレーションCGです。

(参考資料)東北大学による東日本大震災アーカイブプロジェクト「みちのく震録伝」

  • 本プロジェクトは、今回の震災の被災地を中心にして、歴史的な災害から東日本大震災まで、様々な視点から集められた記憶、記録、事例、知見をもとに、分野横断的な研究を展開し、東日本大震災の実態の解明や復興に資する知見の提供を進めていきます。

  • プロジェクトの詳細については、本プロジェクトのホームページをご参照下さい。

(参考資料)東北大学防災科学研究拠点

本学では、2007年に地域社会の防災・減災に関する学際的な研究を推進する文理連携チームとして、「東北大学防災科学研究拠点」を21名の学内教員で発足しました(拠点代表:東北アジア研究センター・教授 平川新、副代表:災害制御研究センター・教授 今村文彦)。東北地方では、宮城県沖地震と呼ばれる地震が25〜40年という比較的短い間隔で周期的に発生しており、30年以内の発生確率が99%という世界で最も高い確率での発生が予想されていました(地震調査研究推進本部、2010年)。この「来るべき宮城県沖地震」に備えるために、本学で行われている文系・理系の防災・減災研究を統合し、実践的な防災研究を推進するために掲載された組織として本拠点が形成されました。本拠点には、理学、工学、地学、心理学、情報学、経済学、医学、歴史学など様々な専門性をもった研究者が在籍しています。
 本拠点では、東日本大震災の発生を受けて、さらに多くの教員の参加を得て、現在のメンバーは約40名となり、今回の震災に関する多角的な調査・研究の展開のみならず、現地の復興支援にあたっています。学際的アプローチによって東日本大震災の実態解明を行うとともに、低頻度巨大災害の対策、具体的には東海・東南海・南海地震の対策に向けた検討を行っています。





【お問合せ】

東北大学工学研究科・工学部情報広報室
TEL/ FAX:022-795-5898
E-mail:eng-pr@eng.tohoku.ac.jp

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