研究センター

本研究科では、大型プロジェクトの獲得などにより、極めて優れた研究成果が継続的に得られ、「社会から見える拠点」の形成が期待できる研究を推進するため、既存の教員組織の枠を超えた組織として「研究センター」を設置しています。

極限ロボティクス国際研究センター

目的

生体内、宇宙、人が近づけない危険エリアなど、人のスケール超えた極限的な世界で活躍するロボットの先端研究を行う国際拠点を形成し、「極限ロボティクス」の学理研究を推進する。

必要性・役割

自然災害やテロ等への適切な対処による安全・安心社会の実現、フロンティアである宇宙の探求、医療の高度化による健康社会の実現、地球環境の保全活動などに供するロボット技術が求められており、これに供する技術基盤を構築することにより国際社会に貢献する。

概要
  • 東北大学が持つこれまでのポテンシャルをコアとして、世界の叡智が結集する国際研究拠点を形成する。
  • 毎年複数名のトップレベル研究者を招聘し、世界の最先端と切磋琢磨しながら研究を進めていく体制を整える。
  • 「極限ロボティクス」に共通する技術課題を掘り下げることにより、マイクロ・ナノの世界からマクロの世界までを見通すことができる基盤的な理論体系を構築し、極限ロボティクスに対する学理研究の体系化を進める。
  • 上記の学理基盤に立脚した先端応用研究を展開する。

次世代航空機研究センター

目的

国産旅客機の開発が進められ、国内における航空機業界は新たな時代を迎えようとしています。この国産旅客機の開発は、欧米メーカーに依存しない、我が国における独立した技術の確立という観点から大変重要です。さて、これら航空機の開発には空力、構造、材料といった多面的な学術的なサポートが必要でありながら、産学間の融合が十分であるとは言えないという課題があります。特に、世界に先駆けた次世代の航空機を提案・開発するためには、企業の現場のノウハウと力学に基づく学術的な知見を融合することが必要不可欠です。本学、航空宇宙工学専攻と流体科学研究所では、国産旅客機等の航空機開発に参加している研究者が多く、大変ユニークな産学による共同研究を行っている実績があります。そこで、本研究センターでは、世界に先駆けて次世代航空機のコンセプトを提案し、実証すべく、東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センターを設置し、研究開発と人材育成に取り組んでいきます。

概要
  • 次世代航空機のコンセプトを産官学と連携して提案・実証に取り組みます。
  • 本センターにおける取組を、セミナーの実施を通して、幅広く参加企業に紹介し、新規のプロジェクトを数多く立ち上げる予定です。
  • 複合材に関する国際WS(CDW(スタンフォード大、ソウル大他参加)を誘致予定)を実施します。
  • 学生教育プログラムを実施し、本学における航空教育に貢献します。

生活環境早期復旧技術研究センター

目的

東京電力福島第一原子力発電所事故からの放射性物質によって汚染された生活環境を復旧するための技術を開発する。また、自治体、福島大学、福島県立医科大学を含めた全国の大学、海外の大学、研究機関と連携を取りながら研究を推進し、この分野の研究拠点としての役割を果たす。

必要性・役割

現在、避難を余儀なくされている多くの住民が元の場所で以前の生活に戻るためには、放射性物質の除染、農業・水産業の復旧、消費者の食の安全の保障が必要不可欠である。そのために、センターで開発された除染技術、汚染検査技術、得られた放射能関連の情報を公開する。

概要
  • 汚染土壌からの放射性セシウムの抽出・濃縮に関する新たな除染技術を開発する。
  • 除染で得られた放射性物質の有効利用技術を開発する。
  • 無放射能農作物の栽培法を開発する。
  • 食の安全のために、農林水産物の迅速な放射能汚染検査システムの開発を行う。
研究

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