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砂漠の中に造られた壮大なピラミッド、古代ローマ帝国がつくりあげた建築、道路網、水道橋、宇宙からでも肉眼で見分けられる万里の長城など、古代の輝かしいモニュメントが現在も残され、私たちの生活においても生きつづけています。地球環境下で生きる私たちは、このような過去の遺産を受け継ぐとともに、より良い生活空間や人間活動を見いだす必要があります。
建築・社会環境工学とは、豊かで文化的な生活空間を創造するために建築や社会環境をデザインし整備するための学問です。そこでは、現実の問題の抽出・整理、解決方法、結果の評価・修正するプロセスを学ぶことが大切です。
本学科では、社会・環境・都市・建築のデザイン・計画から、実際に豊かで安全な生活環境を創造し、その効果を評価し改善するところまでカバーします。対象とする分野は広く、5つのコースに分かれ総合的に教育・研究を実施しています。
土木・建築という従来の学問分野を基礎としつつも従来の枠組みに執着することなく、広く人間にとって良好な生活環境を創造していく指導的人材の育成を目指しています。そのために、5つのコースを設け、計画・デザインから自然・社会システムの理解、対応・対策を考えた教育・研究・実践を行っています。
具体的には、建物、地域から都市規模、地球規模までの人間環境をより良いものにするための研究を総合的に実施するとともに、地震や津波などの自然災害に強い都市づくり・地域づくりのための技術開発を行い、世界的にも高い評価の研究成果が生み出されています。
今後も、「社会基盤の再生と創造」、「地球規模の自然環境の保全」、さらには「持続可能な都市・建築」などを主なキーワードとして、本学科の卒業生が活躍する舞台はますます多彩なものになると予想されます。社会が要請する様々な課題にこたえるとともに、安全・安心な、そして豊かさと快適さを実感できる生活環境を創造していくための知識・情報・人材がここにあります。