キャンパス今・昔(5)

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キャンパス今・昔(5)

2014年8月5日に開催される第45回仙台七夕花火祭で花火打ち上げ場所として利用されることとなった川内南キャンパス、百周年記念会館(川内萩ホール)の今・昔をご紹介します。

百周年記念会館(川内萩ホール)

「東北大学記念講堂(50周年記念建物)及び松下会館」は創立五〇周年記念事業の一環として昭和三十五年に建てられました。

その「東北大学記念講堂(50周年記念建物)及び松下会館」を東北大学100周年事業の一環として、最新の計画技術を適用して一体的にリニューアルした建物が百周年記念会館(川内萩ホール)です。リニューアルに際して、基本構想並びに設計監修を阿部仁史 氏(建築学科・S60卒)、音響設計を電気通信研究所の鈴木陽一 教授(電子工学科・S51卒)が行いました。メインのホールは世界水準の音響と学術会議機能を備えたホールとなっており、音楽コンサートやシンポジウムの会場として利用されています。学友会の発表会や萩友会(東北大学同窓会)主催のコンサートなども行われています。


  • 東北大学記念講堂外観
    1960年撮影(写真提供:東北大学資料館)

  • 東北大学記念講堂ロビー
    1960年撮影(写真提供:東北大学資料館)

  • 東北大学記念講堂客席部
    1960年撮影(写真提供:東北大学資料館)

  • 川内萩ホール外観

  • 川内萩ホールホワイエ

  • 川内萩ホール客席

外観は以前とほぼ変わらず、創立50周年で建造された東北大学記念講堂本来のデザインを可能な限り保存・修復されています。ホール客席は東北大学のシンボルカラーをモチーフに独創的で落ち着きのある内装、ホワイエは豊かな緑にあふれる外部空間とホールをスムーズに繋ぐために主張を抑えた暗めの色調となっています。

川内キャンパス航空写真

川内南キャンパスの周囲の環境も大きく変化しています。川内南キャンパス近くにあった県スポーツセンター(平成18年3月閉館)、仙台商業高校(平成11年4月移転)が無くなり、現在は地下鉄東西線の工事(国際センター駅など)が行われています。2011年撮影の写真で萩ホール右手にある大きな建物は2015年に開催される第3回国連防災世界会議のメイン会場となる仙台国際センターです。

  • 昭和50年(1975)6月撮影(写真提供:東北大学資料館)

  • 平成23年(2011年)10月撮影
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