キャンパス今・昔(13)

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キャンパス今・昔(13)

工学部の正門

1919年(大正8年)5月22日、仙台高等工業学校と、理科大学応用化学科の2つの源流を汲む形で、工学部が設置されました。
設置当初、工学部は現在の片平キャンパスにあり、工学部の正門は旧仙台高等工業学校の正門をそのままの形で使用していました。
当時は門を北の方東一番丁に通ずる桜小路と呼ばれた通りに向かって開いており、現在の道路やロータリーのあるあたりとなります。


  • 工学部開設当時。看板には「東北帝国大学工学部」の文字が見える。(明治45年~大正7年(1918)頃撮影)(写真提供:東北大学資料館)

  • 大正11年(1922年)頃の片平キャンパス(写真提供:東北大学資料館)

この門は、その後、キャンパスの変遷に伴い、現在の北門の位置に移設されましたが、現在の北門は更に整備され門柱は撤去されています。


  • 北門へ移設された(昭和初期頃撮影)(写真提供:東北大学資料館)

  • 現在の北門(2017年撮影)

片平キャンパスは本部と研究所で占められており、学生が往来する機会は昔に比べて少なくなっています。仙台市内中心部に近いということもあり、近隣の方々がキャンパス内を往来する姿をよく目にします。お気軽に歴史を語る建造物たちが立地するキャンパス内をぜひ散策してみてください。

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