青 葉 工 業 会 奨 励 賞
  東北大学工学部及び工学研究科等を卒業された多くの青葉工業会会員の方々が、 時流をリードする活躍をされており、在学生にも大きな励みとなっております。
 そこで、本会では平成26年度より、このような社会で活躍している卒業生の顕彰を行うことを目的として、「青葉工業会奨励賞」を設置しました。

 御社・貴支部所属の受賞候補者をご推薦いただきますよう、お願い申し上げます。
青葉工業会奨励賞要綱 
募集要項 
申請書及び推薦書
※ダウンロードしてご利用下さい
  
 平成29年度 第4回 青葉工業会奨励賞        
今年度は3名の受賞者を選出いたしました。   
平成30 年5 月26 日メトロポリタン盛岡で開催される30 年度本部総会の席上で授賞式が執り行われます。
受 賞 者 名 簿
これまでの受賞者一覧受賞者(業績等)
岡 田 美 香 1981(S56)/9/2 (満 36 歳)
卒業‣修了 材料物性学科 2004(H16)年卒業
材料システム工学専攻 修士課程 2006(H18)年修了

勤 務 先 大口電子㈱
インク材料部技術課(課長)
業 績 名 近赤外線遮蔽微粒子(セシウム酸化タングステン)の用途開発
業  績 2006年に住友金属鉱山(株)に入社して以来、同社の研究所にて仕事をしてきたが、2011年以降、同社が開発した近赤外線遮蔽機能を有するセシウム酸化タングステン(以下CWO)微粒子の用途開発に携わり、2015年からは、CWO微粒子の量産を担当する関係会社である大口電子(株)に出向し、CWO製品の普及、拡販に大きく貢献した。具体的には、自動車や建築物の窓に用いられる日射遮蔽貼付フィルムや日射調整合わせガラス、太陽光による温度上昇を抑制できる樹脂ガラス、ハウス栽培に適した農業フィルムなど、次の柱となる事業の確立に多大な貢献をした。
小 川   賢 1979(S54)/5/17 (満 38 歳)
卒業‣修了 通信工学科 2002(H14)年卒業
電気・通信工学専攻 修士課程 2004(H16)年修了
電気・通信工学専攻 博士課程 2007(H19)年修了
勤 務 先 ㈱日本触媒
事業創出本部研究センター(アシスタントシニアリサーチャー)
業 績 名 水系蓄電池用イオン伝導性フィルムの開発
業  績 環境に優しい安価な二次電池の実現に必須なイオン伝導性フィルムの開発に成功した。汎用されているニッケル水素電池に対して高い蓄電性能を有するニッケル亜鉛電池は、高安全型水系蓄電デバイスとして有望である。しかしながら、充放電を繰り返すと負極表面に亜鉛が針状析出し短絡を引き起こす課題があった。同氏は、水酸化イオンを通し亜鉛酸イオンを通さないアニオン伝導層を有機/無機複合材料を用いて実現し、これを負極上に配置することで、針状結晶の成長を抑制した。本技術は水系蓄電池のサイクル寿命を大幅に延長する基盤技術であり、スマートエネルギー社会への貢献が大いに期待される。
富 樫   昇 1979(S54)/9/25 (満 38 歳)
卒業‣修了 土木工学科 2002(H14)年卒業
土木工学専攻 修士課程 2004(H16)年修了

勤 務 先 鹿島建設㈱
技術研究所土質・地盤グループ(主任研究員)
業 績 名 最終処分場建設工事における底部盛土の設計と課題に対する対策
業  績  日本各地で問題となっている最終処分場建設において,地下水質への影響に配慮し、良質な現地発生土のみを用いた盛土構造を提案し、環境に配慮かつ盛土要求性能を満足した先進的な土木技術を実現した。このために実験と観測を粘り強く繰り返すことによって、廃棄物の埋め立て荷重による盛土の沈下を抑制させる変形性能の管理を可能とした。対象施設は熊本地震による影響も無く、また、環境拠点として地域と調和した世界も注目する施設となっている。その成果として様々な表彰を受けている。