工学部・理学部の学生チームが, International Contest of Innovation (iCAN) 2019 世界大会で第2位を獲得
2019/07/03
2019年6月23日(日)に、ベルリン(ドイツ)において、センサ等のマイクロデバイスを用いたコンテストInternational Contest of innovAtioN 2019 (iCAN) が行われました。このコンテストに、
- 吉澤尚輝(工学部 建築・社会環境工学科2 年)
- 桜井まほろ(工学部 機械知能・航空工学科2 年)
- 田島史門(理学部 物理学科2 年)
- 中尾太樹(工学部 機械知能・航空工学科2 年)
の4人がチームを作って参加し、見事2位を獲得しました。
このiCANは、中学生~大学院生までの学生が2~5人のチームを組んで、マイクロデバイスを使用した作品を作り、そのアイデアの独創性や完成度などを競うコンテストです。本年度は、中国、台湾、タイ、ドイツ、フランス、スイス、日本、香港、英国、ポーランド、ベルギーから、合計19チームが参加しました。
今回、上記4人が作り上げた作品は、「Image Tracking 3D」というもので、2個のモータで方位角と仰角がコントロールされたカメラ装置を2台用意し、それぞれのカメラで対象物体を追跡させます。2つのカメラから得られる4つの角度パラメータ値から、対象物の3次元の位置をリアルタイムでモニタするというものです。限られた時間の中で、機構部品、制御回路、画像処理プログラム、位置推定プログラム、無線通信プログラムなどを自分達で完成させ、非常に完成度の高い作品を仕上げました。そのアイデアと作品完成度が評価されたことで、今回の受賞に至りました。
プレゼンテーションの様子 |
授賞式の様子 |
作品 |
International Contest of innovAtioN (iCAN’19):
http://www.mu-sic.tohoku.ac.jp/ican/index.html