【現地,オンライン】「活力ある社会を創る適応自在AIロボット群」シンポジウム開催(7月16日)

2050年の未来介護を担う次世代ロボット群/AI技術を公開

2023/06/15

東北大学大学院工学研究科は、2023年7月16日(日)に「活力ある社会を創る適応自在AIロボット群」シンポジウムを開催します。

日本発の破壊的イノベーションの創出を目指し、挑戦的な研究開発を推進する国の研究プログラム「JSTムーンショット型研究開発事業」注1の目標3では、「2050年までに、AIとロボットの共進化により、自ら学習・行動し人と共生するロボットを実現」が掲げられています。東北大学大学院工学研究科の平田 泰久教授は、目標3の研究開発プロジェクトの一つである「活力ある社会を創る適応自在AIロボット群」のプロジェクトマネージャーを務めており、目標3の実現を目指し、個々のユーザや環境に合わせて形状や機能が変化し、適切なサービスを提供する適応自在AIロボット群の開発を目指しています。

本シンポジウムでは、当プロジェクトが目指す2050年の社会像とテクノロジーの展望を示し、そこから導かれた研究開発項目の内容や、国際連携・学際研究に関する取り組みを紹介します。
シンポジウム後には、青葉山リビングラボ注2等において、本プロジェクトで研究開発を実施している多数のロボット群・AI技術を一堂に会し、特に活用が期待される介護分野におけるデモンストレーションを実施します。

どなたでもご参加いただけますので、ご興味のある方は是非お申し込みください。

開催概要

開催日 2023年7月16日(日)
場 所 シンポジウムは現地参加とオンライン参加のハイブリッド開催
【現地】東北大学青葉山東キャンパス 機械・知能系第1講義室(A02)
【オンライン】Zoom
デモンストレーション公開は現地のみの開催
 東北大学青葉山東キャンパス 機械・知能系共同棟(A15)
駐車場はございません。地下鉄東西線や仙台市営バスなどの公共交通機関をご利用ください。
対 象 どなたでも参加できます。
人 数 現地参加100名 オンライン参加400名(先着順)
参加費 無料
申込み 登録フォームよりお申込みください。
締切:2023年7月7日(金)

プログラム

■シンポジウム
10:00-10:20 開会挨拶および全体説明(東北大学 教授 平田泰久)
10:20-10:55 適応自在AIロボット群:Robotic Nimbus
- 従来の延長線上にない新しい人間支援ロボットとは!? -
10:55-11:20 VR・ロボット統合型リハビリテーション・生活訓練システム
- 人の挑戦を後押しするAIロボットによる支援方法の創出を目指して!-
11:20-11:45 AIロボット群協調運用シミュレーションと社会実装
- 介護現場に革新を起こす介護ロボット群協調運用AIの実現を目指して!-
11:45-11:55 国際連携と学際研究
11:55-12:00 デモンストレーション概要説明
12:00-13:00 昼食休憩
※近隣に食堂・コンビニ等が少なく、日曜日は休業の可能性がございます。 各自ご用意の上お越しください。
■デモンストレーション
13:00-16:00 デモンストレーション(現地のみ)

用語説明

(注1)JSTムーンショット型研究開発事業

我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来技術の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発を推進する国の大型研究プログラム。
未来社会を展望し、困難だが実現すれば大きなインパクトが期待される社会課題等を対象として、人々を魅了する野心的な目標(ムーンショット目標)及び構想を国が策定し、挑戦的な研究開発を推進するもの。
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/index.html

(注2)青葉山リビングラボ

介護ロボットの開発から普及までの一連の流れを加速させることを目的に、厚生労働省が実施している「介護現場の生産性向上に向けた介護ロボットの開発・実証・普及のプラットフォーム事業」の一環として全国8箇所に設置されている介護ロボットの製品評価・効果検証を行うリビングラボのひとつ。超高齢化社会における介護ロボット機器・システムによる課題解決のため、2050年の未来を想定した新しく画期的な解決策と、近い将来に適応できる現実的な解決策の両輪を見据えた研究開発拠点として、東北大学 青葉山東キャンパスに開設。
2023年2月14日 東北大学プレスリリース 東北発・介護ロボット研究開発拠点がオープン

お問合せ先

< シンポジウムに関すること >
東北大学大学院工学研究科 ロボティクス専攻 教授 平田 泰久
TEL:022-795-6940
E-mail:moonshot_office@srd.mech.tohoku.ac.jp
< 報道に関すること >
東北大学工学研究科・工学部 情報広報室
TEL:022-795-5898
E-mail:eng-pr@grp.tohoku.ac.jp
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