万博展示ロボットの愛称が「つきかけ」に決定

- 月面探査の未来を担うモジュラー型AIロボット -

2025/08/01

大学院工学研究科の吉田和哉教授らの研究グループが開発を進めているモジュラー型AIロボットの愛称が「つきかけ」(英字ではTSUKIKAKE)に決定しました。

このロボットは、吉田教授がプロジェクトマネージャーを務める内閣府ムーンショット型研究開発制度 目標3の研究開発プロジェクト「月面探査/拠点構築のための自己再生型AIロボット」の一環として開発が進められたもので、大阪・関西万博「フューチャーライフエクスペリエンス」で展示予定です。

万博会場では、「月を駆け抜ける」未来のAIロボットの姿を、実機展示によるリアルな動きと、没入型映像(プロジェクションマッピング)で紹介します。

愛称:つきかけ(英字ではTSUKIKAKE
名前の由来:AIロボットが月を駆ける
命名者:きよき さん(50代 男性)
  • 愛称募集期間:2025年7月1日(火)〜7月15日(火)
  • 応募方法:特設Webフォームより電子応募
  • 応募総数:46件
  • 展示予定期間:2025年8月6日(水)〜 8月11日(月)

月を駆ける万博展示モデル「つきかけ」のイメージ図

2025年日本国際博覧会「大阪・関西万博」展示情報

ムーンショットパーク ~見て!触れて!感じる!新・未来~

2025年7月22日~9月15日の期間に、フューチャーライフ万博「フューチャーライフエクスペリエンス」において、ムーンショットが目指す未来社会について、体験・体感型の展示が週替わりで行われます。

吉田プロジェクトの展示は、2025年8月6日(水)〜11日(月)に予定されています。

タイトル: ロボットがつくる月面世界で、何がしたい?
会場: Future Life Village 内 フューチャーライフエクスペリエンス期間展示
期間: 2025年8月6日~8月11日
展示概要:

近い将来、人類が月面に長期滞在するための拠点を構築する時代がやってきます。月面という、人が活動することが難しい環境において、拠点構築の担い手となるAIロボットの開発を目指しています。

本展示では、月面シーンの映像投影とデモンストレーションにより、AIロボットが構築する未来の月面都市のイメージを体感することができます。「月に行って何をする?」そんな想像を膨らませてみてください。

内閣府「ムーンショット型研究開発制度」のウェブサイトにおける展示情報:
https://www8.cao.go.jp/cstp/moonshot/expo2025/exhibition.html

お問合せ先

< 研究に関すること >
東北大学大学院工学研究科航空宇宙工学専攻 教授 吉田 和哉
TEL:022-795-6992
E-mail:yoshida.astro@tohoku.ac.jp
< 報道に関すること >
東北大学工学研究科・工学部 情報広報室
TEL:022-795-5898
E-mail:eng-pr@grp.tohoku.ac.jp
ニュース

ニュース

ページの先頭へ