藤掛英夫教授にIEEEフェローの称号が授与されました
2026/01/05
工学研究科の藤掛英夫教授に、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)よりフェロー(Fellow)の称号が授与されました。
IEEEは、世界160ヶ国に40万人を超える会員を有する世界最大規模の学会で、航空宇宙システム、コンピュータ、電気通信など幅広い分野で先端技術をリードし、標準規格の策定でも重要な役割を担っています。
IEEEフェローの称号は、毎年の任命数をIEEEのメンバー以上の資格をもつ会員数の0.1%以内と大変厳しく定めており、当該分野で著名な業績を挙げ世の中の改革と進歩に貢献した研究者に与えられます。

For contributions to human-friendly electronic displays
人に優しい電子ディスプレイへの貢献
藤掛 英夫 教授|電子工学専攻
東北大学ディスティングイッシュトプロフェッサー
東北大学研究者紹介ウェブサイト
藤掛教授の研究業績
藤掛教授は、今日の情報共有社会の到来を早くから見越し、人の感性や認識といった人間科学を基盤に、ディスプレイの研究を長年にわたり推進し、展開してきました。
なかでも、持ち運びが容易で使用形態の自由度を大きく高めるフレキシブル動画ディスプレイの概念・応用のインパクト・構成例を提唱し、その実現のための要素技術(液晶、有機EL、駆動用トランジスタ、プラスチックフィルム基板作製・加工法など)の開発に取り組み、フレキシブルディスプレイの利点を備えながらスーパーハイビジョン級の大画面・超高精細・高臨場感映像を実現する研究を推進しました。
また、電子データを書き換えるだけで立体再生像の表示位置を自在に変えられる電子ホログラフィの実現に向け、視覚疲労が少なく広視野角を可能にする超高解像度液晶駆動法も開発しました。
これらの先進的な取り組みにより、「人に優しい電子ディスプレイ」の基盤技術を構築し、表示技術分野の発展に大きく貢献しました。
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