「こども現場プロジェクト」のご案内
―仙台市役所本庁舎建て替え現場を、子どもの遊び・学びの場に―
2026/03/26
建設現場は、私たちの暮らしやまちを支える重要な場所でありながら、子どもがその仕事や役割を身近に感じる機会は多くありません。東北大学大学院工学研究科の西脇智哉准教授らは、仙台市役所本庁舎の建て替え工事現場を活用し、子どもが日常的に立ち寄り、遊びながら建築や社会の仕組みを学べる場を創出する「こども現場プロジェクト」を開始します。
舞台となるのは、市民生活を支える中枢である仙台市役所本庁舎の建設現場です。自分たちのまちの建物がつくられるプロセスを間近で体験し、公共と社会への理解を深めます。特定の一日に行われる見学イベントではなく、子どもが「いつでも来られる」場として、約1年間にわたり継続的に運営する新しい試みです。

本取り組みのポイント
- 実際の建設現場を活用:工事中の現場を安全に観察し、リアルな建築プロセスを体験
- 子ども向け常設学習空間:主に小学生を対象に、遊びながら学べる展示・体験を提供
- 教育・研究プロジェクト:東北大学が主体となり、来場者の反応や学習効果も検証

プロジェクトの背景
建設現場は、私たちの暮らしや社会を支えるさまざまな建物や空間が生まれる場所です。しかし、安全確保の観点から閉じられた環境であることが多く、子どもがその仕事や役割に触れる機会は限られています。その結果、まちづくりや社会基盤がどのように形づくられているのかを実感する機会は多くありません。一方、建設業界では担い手不足が深刻で、仕事の意義や社会的役割を次世代に伝える取り組みが求められています。
本プロジェクトは、公共建築の建設現場を地域にひらき、子どもが社会基盤づくりを身近に体感できる機会を提供します。
プロジェクトの内容
本プロジェクトでは、仙台市役所本庁舎の建て替え工事現場を舞台に、「こども現場プロジェクト」として、子どもが日常的に訪れることのできる遊びと学びの場を敷地内に設置します。この遊び場は、仙台市内小学校の春休みにあわせた2026年3月27日(金)にオープンし、約1年間の継続を予定しています。
一日だけの見学会や単発イベントではなく、繰り返し訪れることができ、そのたびに変化する現場や働く人々の役割を間近に学べる点が特徴です。工事が進行する現場をそのまま体験し、建物ができあがっていくプロセスを体感できます。子どもにとって、日常の延長の中で社会の仕組みを知る機会となります。自治体や施工者にとっても、仕事の意義や社会的役割を伝える場となります。
大学・自治体・施工者が密に連携し、安全を確保し、教育的価値を高めて実施します。
実施日時・会場
日時:2026年3月27日(金)~4月7日(火) 11:00~15:00
2026年4月8日(水)以降 週末を中心に開催
※詳細なスケジュールは、Instagram、公式サイトにてご案内します。
Instagram
公式サイト
会場:仙台市営地下鉄 勾当台公園駅 北1出入口付近 地図

実施体制
主催:東北大学 大学院工学研究科「こども現場プロジェクト」
大学院工学研究科 都市・建築学専攻 准教授 西脇 智哉/准教授 本江 正茂
大学院情報科学研究科 人間社会情報科学専攻 助教 齋藤 玲
特別協力:大林組JV
協力:仙台市 財政局 理財部 本庁舎整備室
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