「気仙沼大谷のみんなの家*1」を設計した建築家、チャオ・ヤン氏による講演会を開催

2015/11/19

【概要】

東北大学大学院工学研究科は、水まわり住宅設備機器メーカーのTOTO株式会社と共同で、建築家の講演会を開催いたします。
本講演は、TOTOが運営する建築とデザインの専門ギャラリー、TOTOギャラリー・間(東京・乃木坂)にて現在開催中の「TOTOギャラリー・間30周年記念展 アジアの日常から:変容する世界での可能性を求めて」の関連イベント「5都市連続講演会」として5都市にある大学との共催で開催するもので、本展に招かれた5か国の建築家が大学へ赴き、それぞれその活動や思想をお話しいただくものです。本学へは中国雲南省、大理で活動するチャオ・ヤン氏にお越しいただきます。
ヤン氏は2012年、ロレックス・メントー&プロトジェ・アーツ・イニシアティヴ*2 の建築分野で初のプロトジェ(生徒)としてメントー(指導者)の妹島和世氏より選出され、「気仙沼大谷のみんなの家」を設計されました。現在は、クライアントの顔が見えるものづくりをしたいとの思いから、開発が進む北京や上海などの主要都市からは「離れて立つ」スタンスをとり、古都大理に事務所を移しその歴史や自然を背景に、地元の素材や工法を生かした設計活動を行っています。
当日はヤン氏による講演、その後、本江正茂准教授をナビゲーターに五十嵐太郎教授、石田壽一教授を交えたディスカッションのほか、展覧会を監修したエルウィン・ビライ氏による基調講演や会場構成を手掛けた藤原徹平氏による講演も行います。
また、講演会の前(16時頃より)には、現在人間・環境系研究棟 1Fギャラリーにて開催中の「若手建築家5名による展覧会 空気展」の参加者5名とチャオ・ヤン氏によるギャラリートークも開催予定です。

■タイトル :
Vol.4 仙台/東北大学 チャオ・ヤン講演会 「Rural Intervention」
■日時 :
11月27 日(金) 18:00開場、18:30開演、20:30終演(予定)
■会場 :
東北大学カタールサイエンスキャンパスホール
■講演者 :
講師:チャオ・ヤン
ナビゲーター:本江正茂(東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻 准教授)
ゲスト:五十嵐太郎(東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻 教授,建築史家)
    /石田壽一(東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻 教授,建築家)
■定員 :
280名/逐次通訳
■参加方法 :
参加無料/当日会場先着順受付
■共催 :
東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻/TOTOギャラリー・間
■TOTOギャラリー・間30周年記念展 アジアの日常から:変容する世界での可能性を求めて
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex151017/index.htm
■5都市連続講演会「Possibilities in the Shifting World」:
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex151017/lecture.htm
チャオ・ヤン Yang ZHAO(中国、大理)
1980年中国、重慶生まれ。北京の清華大学を卒業後、2007年に独立してチャオ・ヤン・スタジオを設立。2012年ハーバード大学デザイン大学院で修士号取得。同年雲南省大理市にチャオヤン・アーキテクツ設立。2012年ロレックス・メントー&プロトジェ・アーツ・イニシアティヴの初代建築プロトジェに選抜され、妹島和世の指導のもとで東日本大震災の被災者のための集会所「気仙沼大谷のみんなの家」を設計。WA中国建築賞を受賞。清華大学、同済大学、香港中文大学をはじめ、アート・バーゼル、ジェフリー・バワ記念講演会の講師などに招かれている。

©Jacque Chong
(*1)みんなの家: 2011年3月11日に発生した東日本大震災の直後に、5人の建築家によるボランティア団体「帰心の会」によって提案され、被災地で家や仕事を失った人々が、再び立ち上がって新しい生活を回復するための拠点として建てられた施設。「帰心の会」メンバーは、隈研吾、伊東豊雄、妹島和世、山本理顕、内藤廣の5名。

(*2)ロレックス メントー&プロトジェ アート・イニシアチヴ:世界中の才能あふれる若いアーティストと各分野の第一人者を結びつけ、一対一の指導を通じて1年間にわたり相互交流を行う機会を提供するプロジェクト。
【お問合わせ先】
東北大学大学院工学研究科都市・建築学専攻
准教授 本江正茂
TEL:022-795-5028
FAX:022-795-7853
E-mail:motoe*archi.tohoku.ac.jp(*を@に変えてください。)
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