2024年度後期TGLグローバルリーダーに古谷野皓大さんら5名が認定されました。

2025/04/03

2024年度後期TGLグローバルリーダーに工学部から古谷野皓大さん(機械知能・航空工学科4年)ら5名が認定されました。
(学年は認定当時)

TGLグローバルリーダーとして認定されるには、さまざまな分野でグローバルに活躍する人材を育成するための学部学生を対象としたTGLプログラム(※)に登録し、TGLプログラムが指定する授業(指定科目)の履修や海外研修プログラムに参加することでTGLポイントを取得し、さらに所定の条件を満たした後に行うプレゼンテーションの審査(認定審査)を通過することが必要です。


認定式の様子(写真提供:東北大学グローバルラーニングセンター)

今回認定されました5名の学生さんのおひとり、機械知能・航空工学科4年の古谷野さんにお話しをお伺いしました。

TGLプログラムに登録した、もしくはグローバルリーダー認定を目指したきっかけは何ですか?

大学時代に長期で留学をしたいと思い、その準備として何ができるかを考えたとき、目に入ってきたのがTGLプログラムでした。国際共修授業や語学スコア、短期留学など、長期の留学に向けてステップアップしていけるプログラムだと感じ、プログラム登録を決めました。グローバルリーダーに認定された時の自分を思い浮かべ、国際教養力、行動力などを向上させることを目標として大学生活をスタートした記憶があります。そして、長期留学を含めた各活動について、グローバルリーダー認定という形で評価してもらえる枠組みにより、モチベーション高く普段の授業や活動に取り組むことができたと感じています。

最も印象に残っている国際交流や活動について教えてください

最も印象に残っているのは、やはりスウェーデンへの約1年間の交換留学です。ストックホルムにあるスウェーデン王立工科大学に留学し、航空宇宙工学について学びました。日々の授業はとても刺激的で印象に残っているのですが、中でも、休暇中に北極圏へオーロラを見に行った旅は今でも鮮明に思い出せるほど記憶に残っています。写真は、北極圏への旅中で体験した犬ぞりのアクティビティ前に、犬と戯れている写真です。オーロラを含め、目にするもの、体験するもの全てが新鮮で感動してばかりでした。
(写真提供:古谷野皓大さん)

この経験をどのように今後のキャリアに活かしていきたいですか?

グローバルリーダーに認定される過程を通して、数多くの経験をさせていただきました。留学や英語での授業に始まり、国籍や背景を問わず多くの出会いがありました。多くの出会いによって、半ば強制的に価値観が広がったことで、見える景色が一気に広がった気がしています。また、目の前の経験を振り返り、自分を定義し直し、挑戦する。この繰り返しが自分を形作っていると感じています。広がった視野で挑戦をした結果、私は留学時に学んだ分野と異なる専攻を大学院で選択することになりました。一見、回り道に思えても、無駄な道などないということを念頭におきながら今後も挑戦を続けたいと思います。

グローバルリーダー認定を目指す後輩へのアドバイスをお願いします

好奇心。
グローバルリーダー認定に必要な最大の要素だと考えています。自身の専攻以外の分野への好奇心、行ったことのない国の文化への好奇心、知らない人と関わってみたいという好奇心。どんな好奇心であっても、一つでも持つことができれば、全然違う世界に自分を連れて行ってくれると信じています。私は、人と違う道を進むことへの好奇心を人一倍持っている自負があります。今いる環境や状況と違った景色を見てみたい人はぜひプログラムに挑戦してみてください。そして、挑戦した先の好奇心の変化も楽しんでもらえると、グローバルリーダー認定がさらに意義あるものになると思います。

TGLプログラムは学部学生を対象としたプログラムですので、工学部学生で興味のある方は是非申請してみてはいかがでしょうか。

※TGLプログラム(東北大学グローバルリーダー育成プログラム)とは
TGLプログラムは、さまざまな分野でグローバルに活躍する人材を育成するための学部学生を対象としたプログラムです。東北大学の特長である柔軟で強固な「専門基礎力」に加え、その専門能力を充分に発揮し、産学官のさまざまな分野でグローバルに活躍するために必須となる「グローバル人材としての能力」を身につけるための実践プログラムです。

【お問い合わせ】

東北大学工学研究科・工学部 情報広報室
TEL:022-795-5898
E-mail:eng-pr@grp.tohoku.ac.jp
Xに投稿
ニュース

ニュース

ページの先頭へ