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国際理学観測衛星ライズサット(RISESAT)の 打ち上げ成功・初期運用開始

2019/02/13

【発表のポイント】
  • JAXA革新的衛星技術実証1号機(イプシロンロケット4号機)による国際理学観測衛星RISESATの地球周回太陽同期軌道への投入に成功。
  • RISESAT衛星の初期運用は順調で、理学観測や工学実験など、本運用を開始。
  • 超小型人工衛星を用いた地球周回軌道における理学観測技術の構築を目指す。
【概要】

東北大学及び北海道大学が中心となって研究開発された国際理学観測衛星ライズサット(RISESAT: Rapid International Scientific Experiment Satellite)が、1月18日午前9:50に国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(以下「JAXA」)内之浦宇宙空間観測所からJAXA革新的衛星技術実証1号機(イプシロンロケット4号機)で打ち上げられました。その後、東北大学衛星管制局での同日夜の初回パスにおいて衛星との通信に成功し、衛星の正常動作を確認しました。ライズサット衛星はその後も順調に初期運用を継続しており、約2年間の理学観測ミッションの準備を進めています。

ライズサット衛星は、東北大学及び北海道大学が中心となって国際研究チームが共同で開発したものです。東北大学はバスシステムの研究開発、衛星システムインテグレーション、地上評価、運用を担当します。また、北海道大学は主要搭載観測装置である、高解像度マルチスペクトル望遠鏡の研究開発に加え、理学ミッションの取りまとめを担当します。理学観測としては、北海道大学と台湾国立中央大学が共同研究開発した高分解能マルチスペクトル望遠鏡による高解像度マルチスペクトル観測、台湾国立成功大学が研究開発したDOTCam(Dual-band Optical Transient Camera)による大気光及び雷観測、北海道大学、東北大学、株式会社パスコ、及び国立台湾海洋大学が共同開発した海洋観測カメラOOC(Ocean Observation Camera)による海洋観測、チェコ工科大学が研究開発した宇宙放射線ディテクターTIMEPIXによる軌道上放射線環境計測があります。

ライズサット衛星には理学観測機器の他にも工学ミッション機器が搭載されており、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)が開発した超小型光送信器(VSOTA:Very Small Optical TrAnsmitter)による衛星-地上間光通信、東京理科大学が研究開発した小型モニタカメラによる全天観測、東北大学が株式会社中島田鉄工所と共同研究開発した膜展開式軌道離脱装置 DOM® による軌道変更、ストア・アンド・フォアワード装置によるデータ中継技術などの実証に取り組みます。ライズサット衛星に搭載されている搭載装置とその担当機関は添付資料の通りです。

今後、ライズサット衛星は衛星の姿勢制御系の初期設定と機能評価を行い、準備が整い次第順次ミッションを実施していきます。

添付資料1 ライズサット衛星のミッション機器
添付資料2 人工衛星外観
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【お問合せ先】
東北大学工学研究科・工学部 情報広報室
TEL:022-795-5898
E-mail:eng-pr@grp.tohoku.ac.jp
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