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2006/01/06産学連携による液晶バーチャルディスプレイ試作について
東北大学では東北経済連合会と連携して産学連携マッチング委員会を進めており、その一環として、工学研究科内田龍男教授の液晶の拡散制御技術を用いた 1800 ? ×1800 ?の巨大なディスプレイが、スモリ工業、ミユキ精機、リンテックの共同で試作されました。このディスプレイは1月2日のスモリ工業の南仙台住宅展示場のオープンに併せて公開されます。
今回のディスプレイは、ガラスの両面に白樺林のフィルムと液晶用の拡散版を張り合わせ、その裏にバックライトを搭載したユニットを壁に埋め込んだものであり、展示場ではバスルームの脇にバーチャルウィンドウを搭載することにより、癒しの空間を創成します。また、バーチャル・ディスプレイを地下室等に搭載すれば、地下室特有の閉塞感も緩和する効果も期待でき、液晶技術を住宅業界に持ち込むことにより、新しいビジネスモデルを創造できるものと期待されます。
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