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2006/02/14宮城県と防災力の向上を図るための協定を締結しました
1. 協定締結の背景
今まで、極めて高い確率で予想されている宮城県沖地震の再来に備え、これまでも東北大学と宮城県は連携、協力し、地震・津波に関する調査、研究等を実施してきたところであるが、今後より一層の協力体制を構築し、防災力の向上を図るため、「国立大学法人東北大学大学院理学研究科および大学院工学研究科と宮城県との連携協力に関する協定書」を締結した。
2. 協定内容(連携、協力事項)
- 地震・津波に関する調査・観測・研究・技術開発に関する事項
- 学術講演会や研究会等の開催、定期刊行物やその他の出版物の交換などを含む地震に関する情報の交換
- 地震・津波災害軽減のための政策・施策推進に関する事項
- 地震・津波災害の軽減に関わる人材の育成に関する事項
- 講演会開催・出版物の刊行など、県民に対する地震防災知識の普及に関する事項
3. 協定締結者
宮城県知事、東北大学大学院理学研究科長、同工学研究科長
4. 協定締結日
平成18年2月10日
5. 協定に基づく実施予定事業等
- 地震・津波防災研究成果等の活用に関する検討(研究成果普及に向けた取組の検討等)
- 地震・津波に関する情報、意見交換の実施(防災情報データベース化の検討等)
- 被害軽減に関わる地域防災リーダー等の育成研修会の実施(県事業との連携・支援等)
- 地震防災知識の普及に関する研修会の実施(県事業との連携・支援等) 等
【お問合せ】
東北大学工学研究科・工学部情報広報室
TEL/ FAX:022-795-5898
E-mail:eng-pr@eng.tohoku.ac.jp