東北大学工学研究科・工学部
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2008/09/05

「大画面液晶TV用の高速銅配線形成技術」に関する記者会見のご案内


本学の小池淳一教授は、大画面液晶TVを駆動する配線材料を現状のアルミニウムから低抵抗の銅合金に全面転換するための技術を開発しました。この成果によって、液晶TVに組み込まれている薄膜トランジスタ(TFT)のゲート、ソース、ドレインの全配線が単一の銅合金で形成できるようになるため、生産コストの低減に寄与できるだけでなく、配線抵抗の半減によって大画面化に付随する画像むらなどの問題が解消できます。
 昨年には、この合金を用いてゲート配線の課題(ガラス基板からの膜剥離防止、配線抵抗半減)が解決できることを発表し、海外の大手液晶パネルメーカーなどから高い評価を得ました。同時に、ソース・ドレイン電極をも同じ銅配線で形成できないかとの強い要望があり、今回の開発技術はこの要望に答えるものです。

本技術の詳細については、2008年9月9日(火)に東京と仙台にて記者発表を開催しご説明させていただきます。
出席される場合はFAXにて、2008年9月8日(月)までに東北大学工学研究科情報広報室まで連絡願います。

[お問い合わせ先]
東北大学 工学研究科 情報広報室
TEL:022−795−5898 FAX:022−795−5898
E-mail:eng-pr@eng.tohoku.ac.jp

【お問合せ】

東北大学工学研究科・工学部情報広報室
TEL/ FAX:022-795-5898
E-mail:eng-pr@eng.tohoku.ac.jp

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