東北大学工学研究科・工学部
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2011/08/22

東北大学の学生チームが国際分子ロボコンに出場します。(8月26日に東京で中間発表会)

東北大学工学部の学生チームが、平成23年11月に開催されるBIOMOD(国際生体分子デザインコンテスト)に出場することになりました。

BIOMOD(国際生体分子デザインコンテスト)とは、米国ハーバード大学主催による、今年初開催の「分子を設計して、ナノ〜マイクロメートルでモノづくりをする」国際学生コンテストです。11月に行われる世界大会では、出場する世界11カ国・27チームがボストンで一同に会し、それぞれがこの夏〜秋に創り上げたプロジェクトの成果を持ち寄って、優劣を映像やプレゼンなどで競います。

日本からは、「分子ロボティクス研究会」*1の支援のもと、学部生を中心とした3グループが東京・関西・仙台から出場、それぞれ創意工夫をこらした分子のデバイスをつくります。とくに、関西、仙台、そしてデンマークの3チームは世界初の国際分子ロボットコンテスト(分子ロボコン)部門を提案、ナノの世界で動きまわるロボットを設計・作製します。

東北大学の学生によるチーム仙台は、DNA分子の織物でつくったコースの上を転がるようにして動く分子ロボットをつくっています。これまでにない発想のロボットがはたしてうまくゴールにたどり着けるかどうか。学生たちのアイデアが試されています。

今回行われる中間発表会は、仙台だけでなく、東京、関西の各チームのアイデア実現へ向けての取り組みの初お披露目の場となります。

国際生体分子デザインコンテスト チームジャパン中間発表会
日時8月26日(金) 13:30-14:20(13:00 開場)
場所東京工業大学 すずかけ台キャンパス すずかけホール
プログラム13:30開会のあいさつ:村田 智(分子ロボティクス研究会主査)
13:35BIOMODとは(全体説明):浜田省吾(東北大学)
13:50 日本チームプレゼンテーション(各チーム10分間×3)
お問い合わせ先東北大学工学研究科バイオロボティクス専攻 (極限ロボティクス国際研究センター*2
担当:教授 村田 智 電話 022-795-4100
         助教 浜田省吾 電話 022-795-6910

*1 分子ロボティクス研究会は、2010年3月に計測自動制御学会(SICE)システム・情報部門の調査研究会として発足しました。「設計した分子の組合せにより自律的なシステムを構築する方法論(=分子ロボティクス)」に関する研究・教育・啓蒙活動を行っているグループです。

*2 極限ロボティクス国際研究センターは、2011年7月に東北大学に設立された、宇宙ロボット、災害対応ロボット、ライフイノベーション、分子ロボティクスの4つの分野において、人間の能力を超えた極限環境で活躍するロボットの実現を目指す研究センターです。

【お問合せ】

東北大学工学研究科・工学部情報広報室
TEL/ FAX:022-795-5898
E-mail:eng-pr@eng.tohoku.ac.jp

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