研究センター

本研究科では、大型プロジェクトの獲得などにより、極めて優れた研究成果が継続的に得られ、「社会から見える拠点」の形成が期待できる研究を推進するため、既存の教員組織の枠を超えた組織として「研究センター」を設置しています。

次世代航空機研究センター

目的

国産旅客機の開発が進められ、国内における航空機業界は新たな時代を迎えようとしています。この国産旅客機の開発は、欧米メーカーに依存しない、我が国における独立した技術の確立という観点から大変重要です。さて、これら航空機の開発には空力、構造、材料といった多面的な学術的なサポートが必要でありながら、産学間の融合が十分であるとは言えないという課題があります。特に、世界に先駆けた次世代の航空機を提案・開発するためには、企業の現場のノウハウと力学に基づく学術的な知見を融合することが必要不可欠です。本学、航空宇宙工学専攻と流体科学研究所では、国産旅客機等の航空機開発に参加している研究者が多く、大変ユニークな産学による共同研究を行っている実績があります。そこで、本研究センターでは、世界に先駆けて次世代航空機のコンセプトを提案し、実証すべく、東北大学大学院工学研究科次世代航空機研究センターを設置し、研究開発と人材育成に取り組んでいきます。

概要
  • 次世代航空機のコンセプトを産官学と連携して提案・実証に取り組みます。
  • 本センターにおける取組を、セミナーの実施を通して、幅広く参加企業に紹介し、新規のプロジェクトを数多く立ち上げる予定です。
  • 複合材に関する国際WS(CDW(スタンフォード大、ソウル大他参加)を誘致予定)を実施します。
  • 学生教育プログラムを実施し、本学における航空教育に貢献します。

放射能災害再生工学研究センター

目的

東京電力福島第一原子力発電所事故によって放射能汚染した生活環境を再生・復興するための技術を開発し放射能災害に対する技術開発及び研究を体系化し、放射能災害再生工学として確立することを目的とする。また、自治体、福島大学、福島県立医科大学を含めた全国の大学、海外の大学、研究機関と連携を取りながら研究を推進し、この分野の研究拠点としての役割を果たす。

必要性

放射性物質で汚染された地域を除染することによって集積された汚染土壌の量は膨大であり、住民に不安を与えるなど様々な問題が生じている。汚染土壌の体積を極力減容化し、放射性物質を管理する面積を小さくする必要がある。また、除染が困難な山野と、帰還困難な高放射能汚染地域に対しては、これらの再生に関わる技術開発が急務となっている。海外も含めた被災地以外の人々からの安心に対する信頼が、被災地の復興には必須であり、汚染状況・自浄効果による再生状況を正確に調べる技術の開発は緊急を要している。

概要
  • 汚染土壌の減容化
  • 汚染土壌の再利用、放射能濃縮粘土の有効利用
  • 放射能モニタリングによる山野・河川・湖沼・沿岸の再生に関わる工業技術の開発

非平衡プラズマ学際研究センター

目的

非平衡プラズマを活用する研究の中心を工学研究科に置き、他研究科、研究所、企業等との連携システムを構築することで、非連続なイノベーションを創成するとともに、社会にインパクトのある研究へと進展する非平衡プラズマ学際研究拠点を構築します。

概要
  • 非平衡プラズマを基軸とした学際融合研究により、環境共生型・低消費電力・医療福祉・食の安全・未来社会を実現するために、非平衡プラズマによる革新的細胞応答制御技術開発、革新的農業技術開発、次世代推進機開発、革新的ナノ材料創製を目指して、プラズマ装置の開発と各種計測システムの構築を行う。
  • 世界トップレベルの学術成果を創出し、国際的に優れた研究者が集う拠点を構築する。
  • 本研究センターにおける取り組みを、スポンサープログラムを通して幅広く参加企業に紹介し、新規のプロジェクトを立ち上げる。

トランスフォーマティブAI & Robotics 国際研究センター

目的

トランスフォーマティブAIR国際研究センターは、社会変革を先導するAI及びロボティクス技術を活用する研究の中心を工学研究科に置き、香港大学との国際共同研究プロジェクトを他研究科・企業等との連携のもとで円滑に実施する体制を構築することを目的とする。

概要

本研究センターは、香港政府の資金による香港大学と東北大学のAI及びロボティクス分野の国際共同研究を推進するもので、主なターゲットは縫製分野などに応用可能な産業用ロボット開発である。3つのピラー(研究チーム)からなり、それぞれ①縫製AIロボット、②衣類ハンドリングAIロボット、および③協調AIロボットを中心とした研究を実施する。

研究

研究

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