教員プロフィール：阿部 博志 准教授
教員プロフィール
◎研究キーワード
原子力材料 溶接 腐食 応力腐食割れ 熱時効
◎研究内容
材料強度学・材料工学を基盤とし、エネルギー変換プラント構造用合金の腐食・応力腐食割れ（SCC）に関する機構論的研究を推進している。主な研究テーマは以下の通り；
・溶接模擬熱処理を応用した粒界組織制御によるSCCに免疫なステンレス鋼の創成
・SCC感受性に及ぼす加工層の影響解明と表面仕上げの最適化
・ステンレス鋼溶接金属の靱性・耐食性に及ぼす熱時効影響評価
・炭素鋼における流れ加速型腐食のメカニズム研究
・炭素鋼腐食挙動に及ぼすラジオリシス影響評価
・超々臨界圧ボイラーにおけるパウダースケール付着機構解明
◎産学連携の可能性
電力会社、重工メーカー、化学会社、研究所等との共同研究を継続的に実施している。広範な材料・環境組合せ条件下における構造材料劣化問題のメカニズム解明と対策技術開発が中心。
◎代表的研究成果
H. Abe and Y. Watanabe, Journal of Nuclear Materials, 424 (2012), 57-61.
H. Abe and Y. Watanabe, Metallurgical and Materials Transactions A, 39A, 6 (2008), 1392-1398.
H. Abe, H.M. Hong, Y. Watanabe, Nuclear Engineering and Design, 280, (2014), 652-660.
更新日：2021/07/26
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