教員プロフィール:宮澤 健 助教

 

教員プロフィール

◎大学院工学研究科 量子エネルギー工学専攻
MIYAZAWA, Takeshi
◎研究キーワード
材料工学 核融合炉材料 高融点金属 照射損傷
◎研究内容
高融点金属の一つであるタングステン(W)はその性質から、核融合炉ダイバータの候補材料として注目されている。しかしながら、Wには低温脆性という欠点を有しており、再結晶脆化(再結晶による脆性温度域の拡大)や中性子照射脆化(照射欠陥による硬化・脆化)が課題として指摘されている。私は、開発材であるカリウム(K)とレニウム(Re)を複合添加したW合金(K-doped W-3%Re) の圧延材を対象として、再結晶耐性と中性子照射脆化耐性の評価を主体的に遂行し、W合金の高性能化に関する材料研究に従事している。
研究概要
研究概要
◎産学連携の可能性
原子炉用材料・高融点金属材料の研究開発
◎代表的研究成果
T. Miyazawa et al., J. Nucl. Mater. 542 (2020), 152505.
T. Miyazawa et al., J. Nucl. Mater. 529 (2020), 151910.
K. Tsuchida, T. Miyazawa et al., Nucl. Mater. Energy 15 (2018), 154-157.
更新日:2021/10/08
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研究

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