教員プロフィール:最上 譲二 助教

 

教員プロフィール

◎大学院工学研究科 材料システム工学専攻
MOGAMI, George
◎研究キーワード
ペプチド合成 生体材料 水和測定 分子動力学シミュレーション 有機無機ハイブリッド材料
◎研究内容
医療の高度化が進む近年、細胞レベルでの病気の診断や治療が望まれる。蛍光色素を細胞に修飾することで、優れたコントラストで細胞を可視化できるが、蛍光色素の脱離が長時間の観察を困難にする。そこで、細胞膜に強固に結合するタンパク質を模倣した、螺旋状のヘリックス型ペプチドを合成し細胞の蛍光標識を行った。さらに、精密熱測定および分子動力学シミュレーションにより、合成したペプチドが安定な結合状態にあることを明らかにした。また、同じエネルギー計算手法により、従来謎であった生体分子モーターの動作原理を解明できた。
ペプチドを用いた研究例
ペプチドを用いた研究例
◎産学連携の可能性
医薬品・食品・化粧品をはじめとした化学品メーカーや、計算化学・生物工学・精密分光測定等の技術が求められる分野との連携が想定される。
◎代表的研究成果
G. Mogami et al., In "The Role of Water in ATP Hydrolysis Energy Transduction by Protein Machinery", Springer, Singapore, Chapter 3 (2018), 33-52.
G. Mogami et al., J. Phys. Chem. B, 120 (2016), 1813-1821.
G. Mogami et al., J. Phys. Chem. A, 117 (2013), 4851-4862.
更新日:2021/11/09
データ更新はこちら から
研究

研究

ページの先頭へ