教員プロフィール：トンタット ロイ 助教
教員プロフィール
◎研究キーワード
磁気ハイパーサーミア がん磁気温熱療法 磁性ナノ粒子合成と医療応用 ものづくり技術（計測制御医工学）
◎研究内容
これまでにがん磁気温熱治療装置の実用化を目指し、機能性複合体マイクロ@ナノ磁性微粒子の開発（感温強磁性マイクロ粒子＠超常磁性ナノ粒子）並びにその微粒子の非侵襲的な位置探索・温度検知・定温加熱技術を研究開発してきた。2020年度までに簡易型治療装置（図2）を試作し、本学の小玉哲也教授＠がん医工学センター長との共同研究を通して、担がんマウスでその有効性を確認できた（図3：D1は腫瘍移植後1日、D3は移植後3日、D6はD3に磁気温熱療法を施し3日後の状態）。現在は、臨床応用に向けて試作した簡易型自動定温加熱装置の性能をより高めると共に、磁気温熱療法（本装置使用）と他のがん治療法（免疫療法や抗がん剤療法）と併用する事で革新的で効果の高いがん治療技術の実現を目指している。
◎産学連携の可能性
将来的には医療メーカー等との連携。
◎代表的研究成果
A. Shikano, L. Tonthat, S. Yabukami, IEEJ Trans Elec Electron Eng, 16 (2021), 807-809.
L. Tonthat, K. Mitobe, S. Yabukami, IEEE Trans. Magn., 57 (2021), 5300205.
L. Tonthat, Y. Yamamoto, K. Mitobe et al., AIP Advances, 10 (2020), 125324.
更新日：2021/10/09
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