教員プロフィール：市川 紘司 助教
教員プロフィール
◎研究キーワード
近現代建築史 アジア建築史 空間政治学 都市史 建築理論
◎研究内容
ある意図のもとで設計・計画された建築物や都市空間を、その完成の瞬間にとどまらず、その前後の時間幅における政治史的・社会史的出来事を交えながら論じる建築史研究をおこなっている。これまでの主たる研究対象は、中国の国民広場・天安門広場であり、その研究成果は学術論文及び著作『天安門広場』（筑摩書房、2020）で公表している。現在は、戦後台湾における日本植民地時代の影響を検討する研究、及び大阪万博や戦後賠償を焦点とした戦後日本の建築と都市における中国や東〜東南アジアの意味を検討する研究を実施している。
◎産学連携の可能性
◎代表的研究成果
市川紘司「20世紀初頭における天安門広場の開放と新たな用途に関する研究」、『日本建築学会計画系論文集』81巻720号, 2016年、499−507頁
市川紘司「近代北京における孫文の記念行為に関する研究──都市空間の改造と肖像画・記念建造物の設置に注目して」、『日本建築学会計画系論文集』83巻751号, 2018年、1791−1799頁
更新日：2021/09/09
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