教員プロフィール:猪股 宏 教授
教員プロフィール
◎研究キーワード
状態方程式 超臨界流体 化工熱力学 高圧流体物性 抽出分離
◎研究内容
化工物性をベースとして超臨界流体を溶媒として応用利用する際の基礎データとなる溶媒特性、ならびにそれを駆使した応用技術に関する研究を展開しています。具体的には、基礎物性という地道な物理化学的領域から、応用技術としての天然物からの生理活性成分の分離・多孔質機能性材料の創製・超臨界ドライクリーニング、溶媒フリー塗装技術などがあります。このように対象は、学際的で、化学のみならず機械加工、高分子、材料工学、食品製造等、非常に幅広い分野との連携を推進しています。
◎産学連携の可能性
食品加工、フィルター・洗浄・再生産業
◎代表的研究成果
二酸化炭素-エタノール-ホップエキス系における気液平衡比に基づく高圧向流抽出実験とシミュレーション, 上野裕介, 星野友貴, 大田昌樹, 佐藤善之, 猪股宏, 化学工学論文集 , 47, 23-27 (2021)
排気処理用活性炭の超臨界二酸化炭素を用いた再生の検討, 伊藤 康孝, 宇敷 育男, 佐藤 善之, 猪股 宏, 化学工学論文集, 45, 29-34 (2019)
A generalized model for predicting adsorption equilibria of various volatile organic compounds on activated carbon in the presence of supercritical carbon dioxide; Ikuo Ushiki, Yoshiyuki Sato, Yasuyuki Ito, Shigeki Takishima, Hiroshi Inomata, JOURNAL OF SUPERCRITICAL FLUIDS, 146, 30-37 (2019)
更新日:2021/10/19
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