教員プロフィール:鈴木 敦詞 助教
教員プロフィール
◎研究キーワード
制振構造 合成構造 耐震工学 極大地震 地震応答解析
◎研究内容
大地震においても建物の倒壊を防ぎ,人命を保護することは建築構造分野における最重要事項である。制振構造は,ダンパー剛性,耐力を適切に設計することで,建物応答を低減できるため,特に鋼構造において適用事例が増加している。また,建築物は,柱・梁などの主構造部材と,床や屋根などの非構造部材から構成されており,地震を受けて建物が変形する際には力学的相互作用が発生する。
本研究では,鋼構造設計の高度化による安心・安全な社会の実現と,非構造部材の活用により構造体に要求される資源(鋼・コンクリート)の削減を通したSDGsへの貢献を目指している。
◎産学連携の可能性
鋼材メーカー,ゼネコン技術研究所
◎代表的研究成果
Suzuki A., Abe K., Suzuki K., and Kimura Y. “Cyclic Behavior of Perfobond Shear Connectors Subjected to Fully Reversed Cyclic Loading,” Journal of Structural Engineering, 147(3), 2021
Suzuki A., Kimura Y., and Kasai K. “Rotation Capacity of I-shaped Beams under Alternating Axial Forces Based on Buckling-mode Transitions,” Journal of Structural Engineering, 146(6), 2020
Suzuki A. and Kimura Y. “Cyclic Behavior of Component Model of Composite Beam Subjected to Fully Reversed Cyclic Loading”, Journal of Structural Engineering, American Society of Civil Engineers, 145(4), 2019
更新日:2021/10/08
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