教員プロフィール:好田 誠 教授

 

教員プロフィール

◎大学院工学研究科 知能デバイス材料学専攻
KOHDA, Makoto
◎研究キーワード
スピントロニクス 半導体 スピン軌道相互作用 電子スピン波 量子情報
◎研究内容
半導体において、電子のスピンを高度に制御・活用し初めて可能になる新機能や素子応用に関する研究を進めている。特に外部磁場や磁性体を必要とせず、半導体だけを用いてスピンを自由に操る原理を生み出し、既存半導体産業と極めて整合性の良いスピン機能の確立を目指す。さらに、電子スピンが回転しながら空間伝搬するスピンの「波」を新たな情報担体に利用した新概念演算や量子情報に資する基礎学理の構築にも力を入れている。
研究概要
研究概要
◎産学連携の可能性
これまでに企業連携による共同研究を実施し、特許11件・論文9件として纏めた。国内通信・自動車関連メーカーと共同研究を実施している。特に高感度センサや不揮発メモリ・新概念半導体情報デバイスなどに興味のある企業と積極的に共同研究を実施したい。
◎代表的研究成果
J. Ryu, M. Kohda, K-J. Lee, B-G. Park et al., Nat. Electronics, 5 (2022), 217.
Y. Kunihashi, M. Kohda et al., Nat. Commun., 7 (2016), 10722.
A. Sasaki, M. Kohda et al., Nat. Nanotech., 13 (2014), 703.
更新日:2022/05/18
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研究

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