教員プロフィール:川股 隆行 助教

 

教員プロフィール

◎大学院工学研究科 応用物理学専攻
Kawamata, Takayuki
◎研究キーワード
スピンによる熱伝導 高熱伝導率材料 低次元磁性体 単結晶育成 強相関電子系
◎研究内容
絶縁性の磁性体では、原子に局在した電子が持つスピンが隣接するスピンと相互作用して、様々な磁気相関を発達させる。このスピンの結合に異方性が大きい物質、所謂、低次元スピン系の物質では、その局在電子スピンが大量の熱を運ぶことが知られるようになってきており、この高スピン熱伝導現象を利用して、新しい絶縁性高熱伝導材料の応用が期待されている。 2次元的なスピンのネットワークを持つ物質に注目し、高スピン熱伝導を有する物質を創製すること、高スピン熱伝導の機構を解明することを目的として研究を行っている。
◎産学連携の可能性
排熱材料、熱制御材料の開発
◎代表的研究成果
E. Komatsu, T. Kawamata, et al., J. Phys. Soc. Jpn. 89, 114603 (2020).
M. Ohno, T. Kawamata, et al., J. Phys. Soc. Jpn. 88, 064708 (2019).
Y. Matsuoka, T. Kawamata, et al., J. Phys. Soc. Jpn. 83, 064603 (2014).
更新日:2021/06/25
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