教員プロフィール：山口 正洋 教授
教員プロフィール
◎研究キーワード
高周波磁気工学 環境電磁工学（ＥＭＣ） マイクロ波工学 受動素子
◎研究内容
エレクトロニクス・情報通信の立場から、情報通信の1ビットに懸かるエネルギーコストを最小化する技術に興味を持っています。代表例は、ケータイの受信感度限界を守る低ノイズ化を、受信回路に集積化実装した磁性体で低減し、感度劣化を防ぐ技術を創出しました。その基盤技術となる磁性体の高周波特性測定技術は、IEC世界標準技術として利用されています（IEC 62333-2, IEC TR 63307など）。現在、５G以降のスマート社会に貢献する低ノイズ通信機器技術、脱炭素化社会に貢献するパワエレ用低損失磁気受動素子技術に取り組んでいます。
◎産学連携の可能性
磁気計測・電気計測 技術（kHz～数10GHz帯域）、オンチップRF磁気デバイス、EMC計測技術。以上を含むシステム技術。
◎代表的研究成果
Masahiro Yamaguchi, Akihiro Takahashi, Yasunori Miyazawa, Koh Watanabe, Kosuke Jike, Satoshi Tanaka, Noriyuki Miura, Makoto Nagata, "Sintered Ferrite Thin Plate Noise Suppressor Mounted on IC Chip Interposer (Invited)," Proceedings of the The 12th International Workshop on the Electromagnetic Compatibility of Integrated Circuits（EMC Compo 2019) 231-233 2019年10月
Takeshi Hara, Masahiro Yamaguchi, "Spray-coated magnetic powder composite planar inductor for compact IoT sensor node ,"AIP Advances 10 2020年1月22日
Masahiro Yamaguchi, Yasunori Miyazawa, Katsuji Kaminishi, Ken-Ichi Arai, " New 1 MHz-9 GHz Thin-Film Permeameter Using a Side-Open TEM Cell and a Planar Shielded-Loop Coil," Trans. Magnetics Society of Japan, Vol. 3, No. 4, pp. 137-140 (2003).
更新日：2021/10/08
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