教員プロフィール：河井 正 准教授
教員プロフィール
◎研究キーワード
原子力発電 耐震性 液状化 性能設計 数値ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝ
◎研究内容
F1の事故を受けて，原子力発電所の耐震要求は，設計用地震動に耐えれば良いというものから，それを超える地震が発生した場合のシナリオとそれに対する備えが必要になっている．例えば津波防潮堤は，大地震後に襲来する津波に耐える必要があり，地震後の天端高さを保持し，津波による水平力に耐える必要があり，実物断面に対して数値ｼﾐｭﾚｰｼｮﾝ等で評価することになるが，支持地盤部の評価結果の妥当性を保証する方法が無いため，審査が滞っており，妥当性検証フレームワークを構築する．
◎産学連携の可能性
東北電力を含む各電力会社の土木構造物の耐震性審査への対応，原子力規制庁ならびに国際原子力機関(IAEA)の審査指針の整備
◎代表的研究成果
T. Kawai and M. Ishimaru, J. Earthq. and Tsunami, 12-4 (2018), 1841010-1-1841010-19.
原子力発電所屋外重要土木構造物の耐震性能照査指針，2008，土木学会原子力土木委員会
更新日：2021/07/21
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