教員プロフィール:木村 祥裕 教授

 

教員プロフィール

◎大学院工学研究科 都市・建築学専攻
KIMURA, Yoshihiro
◎研究キーワード
鋼構造 耐震構造 基礎構造 座屈 液状化
◎研究内容
本研究室では,基礎構造から上部構造までを一体とした高層の鋼構造建築物が,巨大地震を受けるときの倒壊メカニズムや終局耐震性能を解明している。 例えば,大都市のウォーターフロントエリアでは,高層建築物が多く立ち並んでいる。埋立地といった軟弱地盤であることから,地中数十メートルに杭を打つ必要があるが,巨大地震時には地盤が液状化し,杭が不安定現象や大スパン構造物における梁が横座屈を生じることで,建築物が倒壊する危険性があり,早急な解明が求められている。
基礎構造から上部構造を一体化された高層建築物の数値モデル
基礎構造から上部構造を一体化された高層建築物の数値モデル
◎産学連携の可能性
◎代表的研究成果
Kimura Yoshihiro, Fujak Szymon Maciej, Suzuki Atsushi. “Elastic Local Buckling Strength of I-Beam Cantilevers Subjected to Bending Moment and Shear Force Based on Flange–Web Interaction”, Thin-Walled Structures, Elsevier Ltd., vol. 162, 107633, 2021.05, DOI: doi.org/10.1016/j.tws.2021.107633
木村祥裕, 佐藤唯:等曲げモーメントを受ける連続補剛H形鋼梁の弾塑性横座屈に及ぼす横曲げ拘束効果,日本建築学会構造系論文集,第86巻,第779号,pp.145-155,2021.1
木村祥裕,的場萌子,田村修次:塔状比の大きい上部構造物・杭基礎-地盤系の遠心載荷実験に基づく液状化地盤における鋼管杭の終局メカニズム,日本建築学会構造系論文集,第86巻,第779号,pp. 53-63,2021.1
更新日:2021/12/09
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