教員プロフィール：上島 伸文 助教
教員プロフィール
◎研究キーワード
塑性加工 組織予測 流動応力 有限要素法 Ni基超合金
◎研究内容
金属材料の加工においては形をつくるだけでなく、必要な特性を得るために材料組織を適切に制御する必要がある。必要な材料組織を実現できるプロセス設計の指針を得るために、加工熱処理における、粒成長、再結晶、析出を対象として、粒径や析出物のサイズを予測する研究に取り組んでいる。また、加工時に必要な荷重や加工中のひずみ分布、ひいては組織分布の予測の為に、加工時の流動応力の予測に関する研究にも取り組んでいる。例えば、その応用先の性質から厳密な組織制御が要求されるNi基超合金の鍛造における組織予測に関して成果を上げている。
研究概要
◎産学連携の可能性
現在、鉄鋼メーカ、鍛造メーカと共同研究中。過去には非鉄金属メーカとの共同研究の実績もある。
◎代表的研究成果
N. Ueshima et al., Superalloys 2020, (2020) 491-499.
N. Ueshima, K. Kubota, K. Oikawa, Materialia, 8C (2019) 100464.
N. Ueshima, T. Maeda, K. Oikawa, Metall. Mater. Trans. A, 48 (2017) 3843.
更新日：2021/10/29
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