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工学部教育目的

工学部では、東北大学の伝統である「研究第一主義」を理念として掲げています。研究第一主義とは、研究のみを重視して、大学としての大きな使命である学生の教育を軽視するということではなく、学生自らが、深く真理の探究に向けて日夜研鑚する研究者の姿を平生から目のあたりにし、研究者とともに努力を積み重ねることによって、やがて教育の面にも新たな効果を顕現させ得るという考え方であり、換言すれば、優れた研究成果が挙がるところにこそ、よい教育が育まれるということです。

工学部の教育目的は、人間と自然に対する広い視野と深い知識を基本としつつ、自ら考えて行動し、21世紀の科学技術の発展と革新を担うことができる、創造性豊かな人材を育成することにあります。そして、工学の本来の目的である「人類福祉への貢献」、すなわち、基礎科学を基に、競争的協調を通じて人間の生活を豊かにするための応用科学・技術の探求を行っています。

教育目的を実現するための具体的な工学部の教育目標として、工学部共通や5系の各専門分野でのカリキュラムを通じて、次のことを目指しています。

  • 自然現象や人間社会に関しての基礎知識を身につける
  • 工学の各専門分野に関しての基礎知識と応用科学・技術を身につける
  • 課題探求能力等、下記の能力を身につける
    • 課題を正確に理解する能力
    • 課題を解決するために、文献や資料を検索でき、その要点を整理する能力
    • 整理した資料を基に、課題解決のための実施計画を設定できる能力
    • 実施計画を遂行するために、情報機器や科学機器を操作できる能力
    • 実施結果を整理し、結果を的確に記述できる能力
    • 与えられた課題に対する結果を発表できる能力
    • 発表した結果に対して討論できるコミュニケーション能力
    • チームの一員として取り組める(チームワーク)能力
  • 工学と自然現象や人間社会との関わりを理解し、研究者や技術者として社会に貢献できる能力を身につける
  • 人類の福祉に対して社会人として自ら考えて行動できる能力を身につける
  • 国際市民として異なる文化を理解し、尊敬する能力を身につける