新型コロナ感染症再拡大防止のための注意喚起

2021/08/20

工学部・工学研究科の学生諸君へ
~感染防止対策を徹底し、これまでに経験したことのない感染拡大の危機を乗り越えよう~

工学部長・工学研究科長 湯上 浩雄

新型コロナウイルスCOVID-19への感染拡大防止に向けて、講義の受講や課外活動、インターンシップのための移動など、様々な場面での行動制限が長期間に渡って課されています。出口の見えない環境下で、多くの学生諸君が適切に対応していただいていることに感謝いたします。工学部・工学研究科としても、学部1, 2年生の講義科目や3年生の実験・演習科目を中心に対面授業を取り入れるほか、大学間交流協定校等への留学等を一部許可するなど、教育活動の正常化に向けて取り組んでいるところです。

新型コロナワクチンの東北大学拠点接種などの取り組みにより、多くの学生諸君が2回のワクチン接種を完了してきており、変異株による重症化リスクの低減等が期待されます。ワクチンは高い効果をもたらしていますが、その一方で2回のワクチン接種完了後の感染(ブレークスルー感染)事例が本学でも報告されています。ついては、ワクチン接種の有無に関わらず、引き続き基本的な感染防止対策を徹底し、感染から自らの身を守ることとあわせて、他の人に感染させない行動を徹底するようお願いします。なお、大学拠点接種の最終期限は9月2日(木)(1回目)となっています。この期限以降に接種を希望される方は、自治体が実施している集団接種または医療機関で個別に接種することになりますので留意してください。

自粛疲れもあろうかと思いますが、ハイリスクな行動、例えば、多人数での会食やカラオケ、感染拡大地域への旅行、密(密閉、密集、または密接)な状況での長時間にわたる人との接触などは、ワクチン接種の有無にかかわらず厳に慎むよう改めてお願いします。日頃交流のある学生間であっても感染のリスクはあります。自分自身や友人の健康・生命を守る意識を持っていただきたく思います。感染力が強い変異株の拡大を受けて、国内における新規感染者数の増加に歯止めがかからない状況になっています。宮城県においても新規感染者数が急増し、これまでに経験のない感染拡大が続いています。皆で協力して一日も早く平穏で安心な大学生活に戻れるよう感染拡大防止に努めましょう。

なお、新型コロナウイルス感染症に関して下記に該当する場合には、感染者との接触の疑いや体調不良時の連絡先などの要領に従ってください。

≪報告が必要な例≫
  • 新型コロナウイルス感染症に罹患した(PCR検査等の結果が陽性となった)。
  • 宮城県・仙台市のコールセンターに連絡をした。
  • 医療機関を受診した。
  • 濃厚接触者とはされていないが、感染者または濃厚接触者と接触した可能性がある。
  • 保健所により濃厚接触者とされた。
  • 同居人が新型コロナウイルス感染症に罹患した(PCR検査等の結果が陽性となった)。
  • PCR検査または抗原検査の結果が判明した。
  • 新型コロナウイルス感染症が治癒した。
ページの先頭へ