本学特別招聘プロフェッサーの佐川眞人博士（大学院工学研究科修了）がIEEE Medal（Environmental and Safety Technologies）の受賞者に決定しました

IEEE（The Institute of Electrical and Electronics Engineers,Inc.）は米国に本部をもち、世界160ヶ国以上で40万人以上の会員を有する電気電子分野の国際的な学会です。IEEEは現在19の分野でメダルを授与しており、IEEEメダルの受賞はIEEEにおいて最高の栄誉とされます。

佐川眞人博士は、「世界最高性能Nd-Fe-B（ネオジム-鉄-ほう素）系永久磁石の開発と省エネルギーへの貢献」によって2012年日本国際賞をはじめとする数々の栄えある賞を受賞した国際的に著名な研究者であり、永久磁石材料研究における第一人者です。

佐川眞人博士が開発したNd-Fe-B系磁石は、家電・産業機器・自動車・医療機器・風力発電機など多方面に使用され、これら機器の小型・軽量化、高出力化、あるいは省エネルギー化にも貢献をしており、現代社会において欠かすことのできないキーマテリアルとなっています。

佐川眞人博士

このようなこれまでの数々の業績が評価され、この度の受賞となりました。