顧 建成さん(土木工学専攻)の研究論文がAIEにより「工学的に特に重要度の高い論文」に選定

2022/04/06

土木工学専攻 構造設計学研究室の顧 建成博士(Dr. Gu Jiancheng,令和4年3月博士後期課程修了)の以下の研究論文が、2022年3月15日、カナダのリサーチ会社Advances In Engineering(AIE) により「工学的に特に重要度の高い論文」として選ばれ、同社のWebサイトで紹介されました

AIEが注目したのは、顧建成博士と運上茂樹教授が2021年に発表した下記の論文です。
顧博士らは、劣化が急速に進展しつつある社会インフラ構造物に対する非破壊検査法の開発に取り組んでおり、特に炭素繊維材で補強されたコンクリート構造物の剥離などの劣化損傷を、赤外線画像データを用いて正確かつ効率的な診断を可能とするデータ収集、ノイズ処理、損傷抽出など一連のデータプロセスを通じた非破壊点検・診断法を開発,提案したものです。
本論文が、海外の第三者機関から注目され、工学的また実用的にも重要な研究成果であると評価されました。

対象研究論文

"Image processing methodology for detecting delaminations using infrared thermography in CFRP-jacketed concrete members by infrared thermography"
Jiancheng Gu and Shigeki Unjoh
Composite Structures, Volume 270, 15 August 2021, 114040.
[https://doi.org/10.1016/j.compstruct.2021.114040]

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