令和４年度科学技術分野の文部科学大臣表彰において、工学研究科・工学部（学部兼担教員など含む）では、科学技術賞(研究部門)4件、科学技術賞(理解増進部門)1件、若手科学者賞5件、研究支援賞１名の受賞者が決定しました。
この表彰は科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者に顕彰されるものです。

■科学技術賞(研究部門)
乾　健太郎　教授（情報科学研究科）
「知識と推論による言語情報編集の計算モデルの研究」

木下　賢吾　教授（情報科学研究科）
「未来型医療実現を目指したゲノム情報基盤構築に関する研究」

西澤　松彦　教授（ファインメカニクス専攻）
「生体親和性イオントロニクス電極デバイスの研究」

新田　淳作　名誉教授
「スピン軌道相互作用を用いた電場制御スピントロニクスの研究」

■科学技術賞(理解増進部門)
田中　真美　教授（医工学研究科）
「女子学生の理系進路選択促進のための科学技術への理解増進」
※ 大隅典子 副学長（医学系研究科）を筆頭に、大島まり　教授（東京大学）と連名受賞　

■若手科学者賞
大森　俊宏　助教（ファインメカニクス専攻）
「流体運動によって発現する生体機能に関する研究」

熊谷　将吾　助教（環境科学研究科）
「難リサイクル性高分子のケミカルリサイクルに関する研究」

Suppasri Anawat　准教授（災害科学国際研究所）
「実用的津波被害予測の確立及び国際的被害軽減に寄与する研究」

松田　信幸　准教授（通信工学専攻）
「光導波路素子を用いた量子情報デバイスの研究」

水谷　大二郎　助教（土木工学専攻）
「インフラアセットマネジメント高度化のための数理科学的研究」

■研究支援賞
安東　真理子　技術専門職員（事業支援機構総合技術部）
「高温測定用NMRプローブの開発と材料解析への貢献」