東北大学工学研究科・工学部
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PRESS RELEASE

2008/08/29

東北大学青葉山東キャンパスセンタースクエア(中央広場)について

1. センタースクエア(中央広場)構想について

(プロジェクトの背景)

東北大学工学研究科を中心とする青葉山東キャンパスは約7,000人以上の学生・教職員が通うとともに平成23年度には隣接地に新キャンパスが開校、平成27年度には地下鉄青葉山駅が開業と大きな変化を迎えます。そのため、青葉山既存キャンパスと新キャンパスの緑豊かな景観に調和した魅力ある中核的拠点(中央広場)としてのマスタープラン(キャンパス整備及び取組方針)を策定し実践するなかで、本構想は学生生活を支える核になると共に、また、学生・来訪者の憩いの場となるようパイロットプロジェクト(先進的事業)を進めてきました。

(概要)

本構想は食堂・憩いの場、購買、ブックカフェ、大講義室、工学研究科事務局、ランドスケープが一体となった東キャンパスのシンボル空間を創出する事業です。キャンパスらしいオープンスペースの再構築を図ると共に、特に研究室に配属されるまでの2 年、3 年次の学生が落ち着いてキャンパスに居ることができるよう、食堂客席はゆとりのある配置とし、ピーク利用時以外は快適な自習スペースとなります。また、独自の取り組みとして、書籍と親しみながら落ち着いた雰囲気の中で軽い飲食と共に時間を過ごせる「ブックカフェ」を計画し、学生サービスの向上と来訪者へのおもてなしの空間を創出します。
このキャンパスのシンボル施設の設計者を選ぶために2008 年初頭に設計プロポーザルを行い、全国22 社の応募の中から設計事務所を選定しました。現在、実施設計を進めている段階で、機能によって二つの建物に分けて構成し、ブックカフェ・購買部の入るパビリオン棟は2009年11月頃に、食堂その他が入るリニア棟は2010年10月頃に竣工する予定です。


2. 福利厚生施設の設置について

新築のリニア棟、パビリオン棟には、食堂・憩いの場、購買、ブックカフェ、トラベル等の福利厚生施設の設置を予定しています。食堂はリニア棟に、購買、ブックカフェ、トラベルはパビリオン棟におく予定であり、食堂・憩いの場、購買、ブックカフェ、トラベルの運営事業者は、8月11日〜9月1日まで本部及び工学研究科のホームページに掲載し広く募集中です。
事業者の募集にあたっては、募集要項を検討する「東北大学青葉山東キャンパスセンタースクエア(仮称)内福利厚生施設募集要項検討委員会」(以下、検討委員会)を設置し、検討しました。従来、このような検討委員会は教職員のみで構成することが主でしたが、学生サービスの向上と来訪者へのおもてなしの空間を提供するという観点から、検討委員には男女在学生、市内レストランのマネージャー等を加え、意見を求めました。
福利厚生施設に対する要求事項のうち、特筆すべき主な点は以下の通りです。

・ 福利厚生施設は、東北大学のキャンパス構想に適合したもので、大学及び周辺地域の
環境保全に寄与できるものでなければならない。

・ 学生・教職員等の福利厚生に資する良質、低廉なサービスを提供するとともに、来訪
者へも満足のいくサービスを提供できるものでなければならない。

・ IT 化に対応し、クレジットカード、電子マネー等が利用できること。等

センタースクエア 模型写真1
※画像クリックで拡大表示
センタースクエア 模型写真2
※画像クリックで拡大表示
【お問合せ】

東北大学工学研究科・工学部情報広報室
TEL/ FAX:022-795-5898
E-mail:情報広報室メールアドレス

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