大学院|専攻紹介

航空宇宙工学専攻

航空宇宙工学専攻とは

 私たちの専攻では、厳しい環境と独特の制約下における航空宇宙機の先端技術を究め、フロンティアを切り開く宇宙航空システムを創成することを目指して、体系的な教育と研究を行っています。学びのキーワードは「シミュレーションサイエンス」と「スペーステクノロジー」。シミュレーションサイエンス講座では、超音速の流れや新素材の強度などをサイエンスに基づいて綿密にシミュレーションする技術を研究開発し、その成果は次世代航空機の機体設計などに応用されています。スペーステクノロジー講座では、宇宙探査の主役である自律型の探査ロボット、宇宙ステーションに代表される大規模な宇宙構造体、あるいは宇宙空間に飛び出す宇宙機の新世代推進エンジンに関する研究などが行われ、宇宙開発における基幹技術の発展に大きく貢献しています。

過去から未来、東北大学が選ばれる理由

 本専攻の最大の特徴は、大学での研究成果が、国内外の航空機・宇宙機開発に直結していることです。第一線で求められる極限的な技術に挑戦する、魅力的な研究テーマが各研究室で展開されています。2008年からはJAXA(宇宙航空研究開発機構)の協力による大学院連携講座がスタートし、JAXAの宇宙センターで修士や博士を目指した研究を行うことも可能です。
 知識集約性、技術先端性に優れ、航空宇宙産業以外の分野への高い波及効果も期待される航空宇宙技術の研究。本専攻を修了した学生の多くがエンジニアとして社会に巣立ち、また博士課程に進学し、国や民間の研究所、大学機関で新たな研究開発や後進の育成に携わっています。

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