東北大学 工学研究科・工学部

2014年11月[Part.3]

ここ最近の週末は、科学博物館と水族館などを巡っています。ボストンの科学博物館(Museum of Science)は、骨格標本やロケットエンジンなどの展示品もさることながら、体感できる参加型の展示に重きを置いているようでした。学芸員によるトークショーのようなものが定期的に行われていたり、環境、日常生活、数学そして物理などに関する、実際に頭や体を使って原理を学べるコーナーがいたるところにあったりと、親子そろって科学を楽しめる施設になっていました。この展示の様式は、東京の日本科学未来館や、新潟の自然科学博物館に近いのかなという感じです。


そしてニューイングランド水族館ですが、建物自体はそれほど大きくないものの、中央に巨大な円筒型の水槽を据え、そのまわりをらせん状の通路と各階の水槽が囲むような構造になっていて、なんとも立体感のある水族館でした。ここにもところどころに水族館の職員がいて、水棲生物に触れるコーナーでは親子づれに触りかたや特徴を説明していたり、展示品の前では泳いでいる魚の解説などをしたりしていました。この仕組みは日本ではあまりないものだと思います。



PROFILE:
名前:片桐 究
学年:M2
専攻名:金属フロンティア工学専攻
派遣期間:2014.9.15~2015.1.31