東北大学 工学研究科・工学部

2017年9月[Part.1]

初めまして!私は9月からマサチューセッツ工科大学(MIT)に留学しています。
研究に打ち込んだ怒涛の8月から、一気に全ての環境が変化して、漸く慣れて来たところです。


到着して間も無い時は、学生として登録する手続きで一杯一杯です。日本では1つの窓口でほとんどの手続きを行うことができますが、こちらでは自分で書類を持って大学の部署間を走り回る必要があります。ただ、聞けばちゃんと教えてくれるので、わからないことがあればすぐ質問攻めしてました。今は研究に必要な安全トレーニングを行ったり、使いたい装置が研究室にないので、装置を借りる問い合わせなどを行っています。


また、私は運よくキャンパス内の寮に滞在することができまして、簡単に部屋探しを終わらせて良かったです。MITのキャンパスはかなり広く、東西方向に流れるチャーリズ河を沿って横に3キロくらいの幅があります。その中で、私は一番西側のTang Hallに泊まっています。この建物は24階建で、合計300人前後のMIT学生、ファミリーが暮らしています。
私の場合は、4人1部屋になっており、中国人、アメリカ人及びインド人とルームシェアしています。部屋間の交流は自由に行われていますし、MITのスポーツリーグでTang Hallのテニスチームやサッカーチームなどもあります。毎日退屈になりません。(笑)


以前、高村研究室の早水さんも東北大学工学研究科のMIT派遣プログラムにより、半年間Tuller先生の研究室で研究していました。学部時代の私は、早水さんの経験談を聞いてるうちに、いつの間にか太平洋の向こう側を見てみたい気持ちになっていました。修士になってから、私は同じプログラムに応募しました。高村先生始め、多くの先生・先輩方が後押ししてくださっておかげで、本当にMITに来ちゃいました。時間は長くも短くもないですが、毎日を噛みしめていきたいと思います。
また、早水さんが真摯に研究と向き合って頑張っていた評判があった故、私のことを受け入れてくれてように、今後の後輩のためにも、頑張っていきたいと思います。


PROFILE:
名前:張 幸夫
学年:M2
専攻名:知能デバイス材料学専攻
派遣期間:2017.9~2018.2