東北大学 工学研究科・工学部

2014年10月[Part.2]

研究生活が始まりました。率直に感じたことは「窮屈」。実験室は常時施錠されていて学生証をカードキーにして入室するのですが、そのアクティベートのためには講習を2つ受け、さらに書類を書いて先生のサインをもらう必要があります。大型の装置は基本的に共有の場合が多く、例えばX線回折の装置は装置ごとに講習を受けなくてはなりません。そしていざ使えるようになっても2週間先まで予約でいっぱいです。


実験室は日本の実験室に比べてきれいとは言えません。建物が古いからというのもあると思いますが、全体的に散らかっていて、片付けが雑だなと感じました。グループにもよると思いますが、実験自体はDO IT YOURSELFです。悪く言えば、頼まなければ何も教えてくれませんし、聞いたことしか教えてくれません。自分で計画を立ててもわからないことがあって進められない場合もあるので、質問も計画的にするよう心がけています。


研究室以外では、MITでの様々なイベントに参加しました。セメスターの開始時期ということもあり、無料でピザを食べることができたり、屋外でBBQを楽しんだりすることができました。


PROFILE:
名前:早水良明
学年:M2
専攻名:知能デバイス材料学専攻
派遣期間:2014.9.1~2015.1.31