東北大学 工学研究科・工学部

2016年1月[Part.3]

明けましておめでとうございます。
本レポートが既に3回目となり、自分の派遣期間も半分を過ぎています。まだまだアメリカの生活は新しいこと、面白いことが沢山ありますが、研究室生活に関しては、お正月を機に慣れてきたのではないかと思っています。今後は私が目標としていた研究成果をあげるために進んでいこうと思っています。


今回はChristmas & New year's vacationについてお話いたします。
アメリカの大学では12月で前期セメスターが終わり、1月は休みとなります。通常クリスマスがある前週あたりに期末テストがあるそうです。大学院生の場合、長い休みはなく、Christmas & New year's vacationという2週間ほどの休みがあります。ChristmasとNew year's vacationに時期や期間に正確な決まりはありませんが、大体クリスマスがある週から新年が始まる週までを称するようです。そのなかで各自日程をとって帰省したり、旅行をしたりします。私の場合は、12月22日から1週間ほど休みをとり、ニューヨークでクリスマス休暇を過ごしました。


私はクリスマスの定番映画 “Home alone(ホームアロン)” が大好きで、いつかクリスマスをニューヨークで過ごすことが死ぬ前に叶えたいことの一つでした。実際にニューヨークでクリスマスを送った感想を英語で表すと、“Impressed & Excited”です。観光客が想像以上に多く落ち着いた観光はできなかったのですが、どこに行ってもクリスマスを肌で感じることができました。


特に、Rockefeller Center(ニューヨーク市中心にある構想建築物の集合地)の展望台から眺めたニューヨーク市の夜景やアイススケート場の光景はとても綺麗で、人込みでじっくりと眺めることができなかったのにもかかわらず強く印象に残っています。それからBroad wayで見たミュージカルもとても面白く感動的で、短い日程でしたが時間を設けて2回も観賞しました。私が見たのは “Phantom of the Opera” と “Lion King” でしたが、両方とも長い間愛されているミュージカルにふさわしい素晴らしい講演でした。


今回の旅行で一つ残念だったことは、美術館を訪問できなかったことです。ニューヨークには、“Metropolitan Museum of Art”や、“Museum of Modern Art”、“The Guggenheim Museum”など有名な美術館が多くありますが、休みの時期と重なり今回は断念しました。個人的にニューヨークがとても気に入り、今回行けなかった美術館にも行きたいので、MITでの研究がうまく進み日本に戻る前に少し余裕ができれば、是非もう一度遊びに来たいと思いました。 そのためにも、今はMITでの研究に専念したいと思います!


PROFILE:
名前:柳 淀春
学年:D1
専攻名:知能デバイス材料学専攻
派遣期間:2015.11~ 2016.3