東北大学 工学研究科・工学部

2016年3月[Part.5]

昨日、名古屋にいる友人から枝垂れ梅が咲き始めている写真が送られてきました。仙台にも春がすぐ近くに訪れていると思います。
ボストンは先月に比べだいぶ日が長くなり、冬はもう感じられなくなりました。特に今日は、半袖で歩いている人も多く見かけ、今年に入って最も暖かい日のような気がします。


今回のレポートでは、「昼食」について書きたいと思います。  東北大学は時間割が1限目から5限目まで決まっており、12時から13時までが共通の昼休み時間となっています。それに対し、ここでは授業によって時間が異なり、学生がどのようにスケジュールを組むかによって昼食の時間が変わるそうです。それでも12時から13時の間はやはり混むのですが。


MITには決まった学生食堂があるわけではありませんが、日本語で言う学生厚生会館のような建物にたくさんの店が入っています。また所々にフードトラックやカフェがあり、そこでも食事をすることができます。学生会館には、世界各国から来ている留学生が多いという状況を反映したものなのか、様々な国の料理を食べることができます。メキシコ料理からインド料理、モロッコ料理までいろいろな料理がそろっています。MITに来て間もない頃は、このような風景がとても新鮮に感じられ毎日新しい料理に挑戦しましたが、いつの間にか行かなくなりました。個人的にはキャンパス内のいろいろな所にある簡易フードサービスが好みに合うような気がします。最近は、”COSI”というサンドイッチのお店と韓国フュージョンフードをひいきにしています。


今日は非常にいい天気だったので、研究室の仲間とキャンパス内の芝生広場で昼ご飯を食べることにしました。出てみると既にたくさんの学生がおり、それぞれ本を読んだり、キャッチボールをしたり、昼寝をしたりしていました。日本ではあまり見られない自由な光景で、私には美しく見えました。青葉山に戻ったら勇気を出してやってみようと思います。


今回のレポートは以上となります。食文化は、その社会や文化を表す代表的なものでもあるので、この話を通してMITの文化について少しでも紹介できていれば幸いです。それでは、皆さん春休みを満喫してください。


PROFILE:
名前:柳 淀春
学年:D1
専攻名:知能デバイス材料学専攻
派遣期間:2015.11~ 2016.3